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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
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BlogOut in 浅草

2008年01月18日 23時57分26秒 | others
 2,3年振りに浅草に行ってきた。とはいっても今回は仕事ではない、職場のレクリエーション(のようなもの)である。雷門の提灯の下で待ち合わせ、仲見世を散策しつつ、天ぷらを食い、浅草演芸場で芸を楽しむ....という典型的なお上りさんコースだが、そういえば前に来た時もそんな感じだったと思う。職場のレクリエーションといえば、どこかに泊まりがけて行ったりする組もあったのだが、こちらは日帰り組といったところだろうか。あなたの職場にも決まっていませんか、レクリエーションのようなものが企画されると、はとバスツアーとか浅草散策とかいいだす人が....(笑)。
 ともかく、今回は寄席に行きた~いといった人がいて、「どうせ寄席にいくなら演芸とか浅草に詳しそうなヤツを連れていけ」という成り行きだったんだろう、私は何故か自動的にメンバーに組み込まれていた格好である。ちなみに私は「行きたい」とも「行く」ともいってないし、ましては幹事としてかの地を案内するなどとこれっぽっちも云ってないのだが、成り行き上、天ぷら食うならどこがいいとか、演芸場はどっちだと、結局、添乗さんのようになってしまっていた。まぁ、私自身、浅草って場所は嫌いじゃないから、いいんですけどね。

 ちなみに天ぷらだが、ずいぶんと久しぶりに中清にいった。浅草で天ぷらといえば、やはり中清である。選んだのは当然、この店の名物の「雷神揚」である。雷神揚げというのはかき揚げなのだが、かき揚げというような平たい形状ではなく、ボールのように丸くなっていて、そこに海老だのなんだのがこれでもかっていう程入っている代物だ。おおよそかき揚げ三枚分はあろうかというボリュームで衣の分量もかなりのものだ、食感はサクサクと軽く、その時はどんどんいけてしまう。勢いでこれの他にも天ぷらの盛り合わせなども頼んでしまったのだが、こちらもみんなでペロリと食べてしまった(当然、後で強烈な胃もたれにみまわれることなる-笑)。
 寄席の方はというと、平日だからまぁすいているだろうと、タカをくくって演芸場赴いたところ、これが満員、寄席は1月20日まで正月なんだそうだ。いわゆる顔見せ興行で出演者が豪華なせいで、ローカル局のTV中継がはいったりしていたりするせいなのだろうが、仕方ないので立ち見で入ることした。顔見せ興行だから一人の持ち時間は10分程度と非常に短い、落語はみんな小話でおわらせてしまっていた。鶴光が中入り、トリは歌丸だったが、やはり「笑点」の効果なんだろうな。最近の歌丸はかなり人気があるようだ。そうえいばこの昔は新作落語専門だったけど、今はすっかり古典に鞍替えしているらしい....。という訳で、歌丸まて聞いたところで、こちらも帰り支度とあいなった。おみやげは人形焼き、最後まで典型からはずれない浅草ツアーであった。
コメント
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