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ディープ・パープル/ライブ・イン・ジャパン(RM)

2006年05月27日 23時34分36秒 | ROCK-POP
 ディープ・パープルで初めて購入したアルバムというと、なんと「ライブ・イン・ジャパン」で、記憶によれば発売日だったと思う。確かこれの発売に先駆けて、FMでオンエアされた「ハイウェイスター」にぶっとんで、勇躍して千葉のヤマハ(山野楽器)で購入したのだったと思う。ただ、当時の私はディープ・パープルというと、「ハイウェイ・スター」とその他1,2枚のシングルしかもっておらず、他の曲も「ハイウェイ・スター」と同じようにぶっとんだかといえば、あんまりそうでもなかったような気がする。とにかく演奏が長い、とりわけインプロが長いのには圧倒されたが....。

 ちなみに日本でディープ・パープルが本当にブレイクするのはこの2年後、「紫の炎」の頃だったんじゃないだろうか。今じゃ伝説化して誇大化して語られることも多いけれど、この時期はまだまだロックがあくまでも若者の一部を取り込んだマイナー・カルチャーの世界、つまりミュージック・ライフとか音楽専科なんかを読んでいる人たちのみで通用するようなフィールドでの出来事で、「パープルが日本でのライブを出して、日本のロックシーンが震撼した」みたいな感じでは、ほとんどなかったんじゃないかと思ったりもする。

 さて、このCDは「イン・ロック」「ファアー・ボール」「マシン・ヘッド」と続いた、パープルの25周年記念特別パッケージ仕様のリマスター盤。オマケのディスクには「ブラック・ナイト」「スピート・キング」「ルシール」のアンコールが入っている。音質はこれまでのシリーズ同様、目の覚めるようなという形容が決してウソでない素晴らしいリマスタリングで、ペイスのタムやキックもグローバーのベースが生々しく甦える(例の3枚組より音圧あります)。ただ、オリジナルではブランクだった曲間が、クロスフェードでつながっているのはちょっと違和感あるかな。
コメント
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