新潟国際情報大学と魚沼市
新潟市西区の新潟国際情報大学と魚沼市が包括的連携に関する協定を締結することになり5月30日、魚沼市役所で調印式を行った。
包括的連携協定は、人的・知的資源の交流及び活用を図りながら、相互に協力して双方の発展に寄与することを目的に締結されることになった。
調印式には同大から平山征夫学長、星野元理事長らが出席。大平悦子市長と平山学長が協定書に調印した。
調印後、大平市長は「協定締結を契機に今後より一層多くの学生を受け入れ、本市を校外学習のフィールドとしていただきながら、郷土愛の醸成を進めるとともに、地域を担う人材がますます輩出されることを望んでいます。また、大学との連携により、本市の地域課題の解決策についても研究し、その成果を市の施策とし地域の還元することができればありがたい」とあいさつ、平山学長は「大学は都市部に集中しているが、そこに大学がある無しにかかわらず、大学が地方創生の時代に役に立つことがあれば、協力関係を持つことは大学の役割。地方創生の期待と可能性を持った魚沼市の発展に、本大学が役に立つことを大いに期待したい」とあいさつした。
協定の締結により魚沼市と同大では①教育・文化の振興②人材育成③地域づくり産業振興④国際交流推進などで連携事業をおこなっていくことにしており、今後、定期的に協議を行う場を設け、具体的な取り組み内容を検討する。
なお、今年度については6月4日から土曜日の18時から小出郷福祉センターで新潟国際情報大学出前教室「中学生向け おもしろ数学講座」が開かれるほか、6月18日には魚沼市地域振興センターを会場に「新潟国際情報大学1dayキャンパスinうおぬま」が開催される。