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ふるさとで工芸作品展

2016-06-28 | ’16 魚沼市のニュース

神奈川県在住の目黒功さん


魚沼市兎畑出身の目黒功さん(79)の工芸作品を展示した「ふるさと展」が6月29日まで同市今泉の広神コミュニティセンターで開催されている。
 目黒さんは中学校卒業後、ふるさとを離れて大工となり現在、神奈川県相模原市で工務店を経営している。工芸品は、親方から厳しくしつけられた伝統技術を活かして20年ほど前から作り続けている。作品は紙芝居の舞台や墨ツボ、木組み作品など多岐にわたる。
 「技術を持っている親方に出逢わなければできなった。技術は見て覚えたもので、今までにどれだけ失敗したか」と目黒さん。事業は息子さんが引き継いでいるが、現在も社長として現場にも出る現役。「何より体が丈夫なのでやってこれた。今でも寝転ぶのは正月だけ」と笑顔を見せる。
 趣味として続けている作品づくりは仕事から早く帰って来た時や、雨で仕事ができない時に行っている。「楽しくはないが、やっていれば時間が過ぎていく。まだ、未完成のものがいっぱいあるので、がんばって作っていきたい」と話していた。
 なお、目黒さんは同展開催を機に魚沼市に紙芝居の舞台7台を寄贈、19日には会場で感謝状が贈られた。
 開館時間は9時30分から21時30分(日曜・祝日16時30分まで)。入場無料。





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淡交社

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