魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

児童会で義援金募る

2011-03-26 | 東日本大震災魚沼市関連

中越地震で被災した宇賀地小

Img_5924Img_5928平成16年の新潟県中越地震で被災した魚沼市の宇賀地小学校(児童95人)の児童が今回の震災被災者のために児童会で募金した義援金を3月22日、市役所に届けた。
 同校の学区は中越地震で大きな被害を受けた場所。今回の震災について6年生の児童は社会化の時間に話し合ったところ、節電などとともに募金を行うことが提案され、児童会の企画委員が校門前で3日間にわたり児童に義援金を募った。
 募金には児童をはじめ、保護者、地域の人たちも協力し集まった11万1100円に児童のメッセージを添えてこの日、市役所に持ってきたもの。
 市役所にやって来たのは企画委員の児童6人。「今、私達が遠くからできることは、気持ちを伝えたり募金をしたりということくらいしかありませんが、どうかあきらめずに、次の希望に向って、進む気持ちを持ってください。私達全員で、願い続け、また笑顔がもどる日が1日でも早く来ることを祈っています」と被災者へのメッセージを読み上げた後、集まった義援金を大平悦子市長に手渡した。
 6年生の児童は中越地震の時に保育所の年長児童で、震災のことを鮮明に覚えていることから、大平市長に「中越地震を体験していますが、それ以上の地震が起き、募金を多くの人のために使ってほしいと思いました」と思いを伝えていた。
 6年生担任の小宮山めぐみ教諭は「児童の話を聞くと(震災の)経験があればこその言葉が出てきて募金をすることになりました。保護者の方や普段は学校に来る機会のない地域の方からも協力していただきました」と話していた。

宇賀地小学校6年生のメッセージ

被災地のみなさんへ

 私達、宇賀地小学校の6年生は、テレビで東北地方太平洋沖地震の映像を見て、10メートルに及ぶ津波により家屋や車がのみ込まれている様子、そして多くの大切な人や家屋をなくされたみなさん、私達と同じように卒業を目前に被災された友達のことを思い、とても心が痛みました。
 また、今回の映像を見る度に自分達が年長さんだった時、経験した中越大震災を思い出します。あの時の大きな地震は、とてもビックリしましたし、怖くて泣きました。でも家族で助け合って何とか逃げることができました。その後も車の中で寝泊りしたり、体育館での避難所生活を送ったりしていました。眠れないときは乾パンを食べたりしていました。でも、地震から5日後くらいには、救援物資が届いたり自衛隊の方々が炊き出しをしてくださったりしました。全国のみなさんが支援してくださったおかげで、私達は立ち直ることができました。その恩返しが少しでもできないか、胸の痛みや心の中のもやもやから、何か私達にできることはないかと、みんなで真剣に話し合いました。
 そして私達は実際に現地に救助へ行くことはできないけれど《1》自分たちの生活の中で被災者のみなさんのことを心の底から考え節水・節電を心がけ、食べ物を大切に生活する。《2》募金活動を行い、被災地の方々が必要としている物に役立てていただく。という2点を考えました。
 募金の呼びかけをすぐ全校に行い、次の日から3日間、募金活動を行いました。その結果、多くの友達の気持ちが集まり、合計101100円集まりました。ぜひ、この募金を食料や毛布、暖房器具、薬などに役立ててほしいです。
 今、私達が遠くからできることは、気持ちを伝えたり募金をしたりということくらいしかありませんが、どうかあきらめずに、次の希望に向って、進む気持ちを持ってください。私達全員で、願い続け、また笑顔がもどる日が1日でも早く来ることを祈っています。

宇賀地小学校6年生より


福島県から22世帯79人

2011-03-26 | 東日本大震災魚沼市関連

魚沼市の避難所で生活

Img_59113月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴い魚沼市では被災者支援活動として17日に吉田の魚沼市地域振興センターに避難所(定員150人)を開設、22日現在、福島県の南相馬市、二本松市、田村市などから避難してきた22世帯79人が生活を送っている。
 田村市からの避難者は「地震の被害は無かったが原発が心配で入広瀬の親戚を頼りに避難しました。地震後一度、猪苗代町まで来たが燃料が手に入らず、一旦帰って車の中で一泊して出直してきました。小さい子どもがいるので原発が心配、落ち着くまでは戻らない」と話し、南相馬市から避難してきた人は「津波で家が流された。これからのことが大変だが、まず子どもたちの安全を考えてやってきました。魚沼市には親戚があり何度も来ています。車8台に家族、親戚、友人21人が乗って昨日の夕方5時に出て、今朝着いたところ。いつ帰れるかわからないが、安全が確認できれば帰りたい」と話していた。
 避難所は、コンベンションホールが避難者が寝泊りする場所に当てられ、布団の下にはマットを敷き、プライバシーに配慮して衝立も並べられている。
 インフォーメーションセンター2階には大型テレビが置かれ、その前に並べられたテーブルで避難者が食事をとれるようになっており、渡り廊下の掲示スペースには、避難生活の各種情報が提供されている。
 また避難所には市内各方面からボランティア活動の申し入れも寄せられてきている。
 魚沼市では今後、避難者が大幅に増加した場合は大湯温泉の湯之谷交流センター「ユピオ」(定員120人)を避難所にあてることにし準備しているほか、大白川の浅草山荘と西名新田の青雲館を南相馬市からの団体避難者140人を受け入れられるよう待機している。


被災地へ不眠不休で2往復

2011-03-26 | 東日本大震災魚沼市関連

魚沼倫理法人会が支援物資届ける

20113202011320_22011319Photo_2「新潟県中越地震では多大なご支援を頂いた。今こそ恩返しを。被災地で困っている人に食糧と燃料を届けるためにすぐに行動を」と魚沼倫理法人会(宮島豊子会長)では3月18日と19日の2回にわたり、東北地方太平洋沖地震の被災地にトラックで支援物資を届けた。
 同会で、被災地の情報を総合し「暖をとるための灯油」、「温めればすぐに食べられる食品」が熱望されていると判断。うどん1800食、カレーなどのレトルト食品、パン、灯油、米、もちなど、トラック2台分の救援物資が魚沼の会員、県内事業所の協力を得て集まった。運搬用トラックは(資)みうらや 阪西由紀夫社長から提供の申し入れがあり、被災地へ2往復の不眠不休の搬送が行われた。
 1回目は、盛岡市近郊にある滝沢村の岩手県産業文化センターにある支援物資集積地に向けて灯油と食糧と生活物資を積み、18日午後8時に堀之内ICを出発、翌朝8時集積地到着。
 2人の救援物資配送スタッフは、帰路の途中、追加物資の緊急集荷を魚沼の会
員に要請、灯油、うどん1800食分、レトルト食品200食分、パン等を会員企業の協力を得て用意し、19 日午後5時に帰ってきた2人は、休む間もなく被災地への再度の出発することになった。
 2回目のトラックは、小出駅前で緊急物資の梱包・詰め込み後、19 日午後8時10分に出発、太平洋に面した岩手県大槌町に向かった。地元倫理法人会員の道案内で大槌町に20日午前11時半に到着した。
 大槌町では、赤浜小学校で救援物資を下ろすと、避難所を統括する区長からのねぎらいの言葉があり、「灯油が足らなくて困っていました」と涙を流す女性もあったという。「大槌町への道は18日に開通したばかりで、物資はまだまだ足らず、灯油もほとんど届かず、屋外で廃材を燃やして暖をとっていた」と配送スタッフ。大槌町の計5か所の避難所を回り、トラックの救援物資はすべてなくなり、20日午後11時半に魚沼へ戻った。
 今回支援物資の搬送にあたった会員は「集積地では敷布団はいらないという話であったが、実際に被災地の避難所に行くと、床の上に毛布と段ボールを敷いただけの避難生活、お年寄りには酷な状況、敷き布団と掛け布団が欲しいと底冷えする避難所の方々から要望された。被災地で本当に必要な物が、タイムリーに届けられることが重要である」としていた。


支援物資の受付開始

2011-03-26 | 東日本大震災魚沼市関連

31日まで各市役所などで

Img_5862_2Img_5845_2魚沼市では東北地方太平洋沖地震に伴う、市民からの支援物資受付けを3月20日から開始した。
 受付場所は市役所各庁舎(市民センター)と小出郷文化会館で、時間は8時30分から17時まで。
 20日には各受付場所に続々と市民が訪れ、水やインスタント食品、紙おむつなどの支援物資を届けた。
 各庁舎などに寄せられた物資は旧大沢小学校体育館に一旦集められ、市職員やボランティアにより品目ごとに分けられた後、魚沼青年会議所により県内の集積場所に集められ、そこから被災地へと届けられる。
 受付期間は今月31日までで、支援物資は原則、新品未使用のもの。特に水とレトルト食品が不足している一方、毛布や衣類については供給が不足していないことから現在受付を行っていない。主な受付品目は次のとおり。
▼缶詰、無洗米、水、ラーメン、レトルト食品、菓子、アルコール消毒液、包帯など常備薬、カイロ、懐中電灯、電池、カセットコンロ及びコンロ用ガス、食品ラップ、ブルーシート、ラジオ、長靴、ヘルメット、軍手、マスク、オムツ、粉ミルク、歯ブラシ、歯磨き粉、おしりふき、生理用品、絵本など


小出北部コミュニティ協議会

2011-03-26 | 東日本大震災魚沼市関連

義援金と支援物資募る

Img_5930小出北部コミュニティ協議会(米山征史会長)では、東北地方太平洋沖地震の被災者のために会員に義援金を募るとともに支援物資を集めている。
 義援金は会員世帯720戸に封筒を配布し、協力を呼びかけている。
 支援物資は今月21日から羽根川公民館1階に集積所を開設し、22日には魚沼市の集積所である旧大沢小学校体育館に第1回目の搬送作業が行われた。
 この日は、集められた物資を軽トラック2台とワゴン車1台に積み込み体育館に運び込んだ。同協議会では市の支援物資受付が行われている今月31日まで随時、物資を体育館に運ぶことにしている。


ちゃんこ鍋や人形劇

2011-03-26 | 東日本大震災魚沼市関連

ボランティアが活動

Img_5872Img_5905避難所への市民のボランティア活動も始まっている。 
 21日には魚沼市四日町の有志が避難所を訪れ、ピザを配布したほか、昼食時には「ちゃんこ鍋」を振舞った。
 有志たちは地元の公民館で大きな鍋を使って「ちゃんこ」を作り、避難所へと運び込んだ。この日の昼食は社会福祉協議会のボランティアの人たちが作ったカレーライス。避難している人たちがセルフサービスで好みの量のごはんとカレーを皿に盛り、テーブルに着くと、四日町の人たちが腕を振るった「ちゃんこ」がテーブルへと届けられていった。
 また、この日は地元人形劇団「風」が、避難所内の会議室で人形劇を上演。親子20人ほどが集まり、小さい子どもたちは人形劇に食い入るように見入っていた。


平賀洗一・壮太の昆虫と油絵展

2011-03-26 | インポート

4月1日から池田記念美術館

南魚沼市浦佐の池田記念美術館では「親と子の絆 平賀洗一・壮太の昆虫と油絵展」を4月1日から開催する。
 旧六日町出身で元熊本大学医学研究科教授の平賀壮太氏と、壮太氏の父親で六日町で平賀医院を開業するかたわら映画撮影、油絵、昆虫採集、古墳発掘調査など文化活動を精力的に行った平賀洗一氏(故人)の親子展。ふたりが集めた昆虫標本(南魚沼市所蔵)と油絵を展示する。
 また、4月2日には平賀壮太氏により「親と子のきずなが生んだ大発見」と題した講演が14時から美術館内で行われる。
 展覧会の会期は5月10日まで。入館料は大人500円、高校生以下無料。開館時間は9時から17時(入館は16時30分まで)。


桜井邦彦写真展

2011-03-26 | インポート

4月1日から小さい記念館

Photo魚沼市親柄の小さい記念館では桜井邦彦写真展「ふるさとを撮る」を4月1日から3日まで開催する。
 小千谷市で写真館を経営する桜井さんは、ふるさとの風景などを撮り続け、各種コンテストで入賞している。
 9時から17時30分。入場無料。


イベント変更の情報

2011-03-26 | インポート

3月28日に開催されることになっていた第15回「住民健康講座」は、震災の発生とそれに伴う大幅な電力需給状況の悪化による計画停電の予測が不可能な状況であることから中止されることになった。
     
 4月9日に予定されていた第55回浅草岳スキーツアーは中止されることになった。


議会改革特別委員会を設置

2011-03-26 | インポート

魚沼市議会

魚沼市議会は定例会最終日の3月18日、議会活性化などを目的とした「議会改革調査特別委員会」を設置した。
 この特別委員会は、議会活性化を図り、より信頼され開かれた議会として、市民の信託に応えるための議会改革を更に推進し、検討するため設置されたもので、委員は議長を除く22人。
 同日開かれた委員会で委員長に遠藤徳一議員、副委員長に渡辺一美議員を選任した。


菊作り教室

2011-03-26 | インポート

4月から南魚沼市公民館で

菊作り教室が4月から南魚沼市公民館(南魚沼市浦佐、さわらび隣り)で開かれる。
 教室は4月から10月まで全10回程度、平日や土曜の午後に開かれるもの。詳しい日程は後日申込者に連絡される。内容は、さし芽、土づくり、病害虫防除、ドーム菊づくりなど菊栽培全般。講師は魚沼菊花会の小林芳さんほか。料金は年1000円。申し込みは4月15日までに魚沼菊花会・小林さん《電》025-777-2098へ。


魚沼市公営企業等運営審議会が答申

2011-03-26 | インポート

ガス事業は公営企業で継続

Img_5942魚沼市公営企業等運営審議会(松田定夫会長)は、平成22年6月に諮問された「ガス事業の民営化」についての検討結果がまとまり3月23日、大平悦子市長に答申した。
 魚沼市では、平成22年3月に策定された第2次魚沼市行政改革大綱及び第2次魚沼市集中改革プランにおいて「ガス事業の民営化」についても行政改革の取り組みの一つとされ、市長より同委員会に「ガス事業の民営化」について検討するよう諮問された。
 同委員会では、検討に当たって新潟県ガス協会からアドバイザーを招き国、県内のガス事業やエネルギー需給の状況について説明を受けたのをはじめ、市内主要ガス施設の視察調査、事務局から民営化によるメリット、デメリット、魚沼市のガス事業の課題や経営状況などの説明を受けたほか、関係団体等の意見、大口使用事業者へのアンケートなど、8回にわたり委員会を開き検討してきた結果、「本市ガス事業は、公営企業として継続することが現状においては望ましい」と結論を出し、この日市長に答申した。なお、答申には「今後とも一層の経営努力により、料金の安定性、廉価性、公平性の確保に努めることを望む」との付帯意見が付けられた。
 この日は松田会長と韮沢利一会長代理が市役所を訪れ、答申書を大平市長に手渡した。
 答申を受けた大平市長は「ガス事業の民営化は難しい問題。魚沼市のガス事業の現状をみると、答申のとおり進めさせてもらいたい」と述べた。
 松田会長は「色々な面から検討した結果です。市民の立場からすると(ガス事業を)市がやっていた方が安心感があります」と大平市長に話していた。


南魚沼市人事異動

2011-03-26 | インポート

 4月1日付
(課長級以上)

【部長】福祉保健部長(総務部総務課長)貝瀬幹夫▼産業振興課長(産業振興部農林課長)南雲繁樹
【次長】市民生活部次長=大和市民センター長(総務部企画政策課長)山田勝▼福祉保健部次長=城内診療所事務長(ゆきぐに大和病院事務次長)片桐精一
【課長】総務部秘書広報室長=広報主幹(産業振興部商工観光課商工主幹)佐藤和則▼同部企画政策課長(建設部建設課建設係長)近藤定樹▼同部総務課長(議会事務局長)星野一夫▼同部財政課長(総務部企画政策課行革主幹)板鼻道朗▼市民生活部市民課長(建設部都市計画課長)秋山房雄▼同部環境交通課長(総務部企画政策課広報広聴係長)石川正廣▼同部廃棄物対策課長=環境衛生センター所長(教育委員会社会教育課学習企画主幹)高野輝幸▼福祉保健部保健課長(城内診療所事務長)上村敏夫▼産業振興部農林課長(市民生活部塩沢市民センター塩沢総合係長)貝瀬正雄▼同部商工観光課長(福祉保健部福祉課高齢福祉係長)上村隆一▼建設部建設課長(総務部財政課参事=検査主幹)田村信彦▼同部都市計画課長(総務部総務課人事係長)白井健治▼企業部水道課長(企業部水道課参事=水道業務係長)関文治▼議会事務局長(保健福祉部保健課長)山口恒一▼ゆきぐに大和病院医事課長(福祉保健部福祉課介護保険係長)小幡久斗▼教育委員会社会教育課長(市民生活課環境交通課長)阿部正夫▼同子ども・若者育成支援センター長(福祉保健部福祉課障がい福祉課長)金澤敏博▼監査委員事務局長(ゆきぐに大和病院健康開発課長)加藤好文
【参事】市民生活部税務課参事=徴収主幹(市民生活部税務課徴収主幹)高橋久雄
【医療職】福祉保健部保健課参事=母子主幹・保健師(福祉保健部保健課参事=保健師)荒井節子
【消防職】消防長(消防次長=消防庶務課長)西野辰夫▼消防次長(南魚沼市消防署長=警防課長)田村良一▼南魚沼市消防署長=警防課長(同消防署警防課救急係長)高橋正男▼消防本部予防課長(同消防署警防課防災救助係長)勝又榮一▼大和分署長(予防課長)石田典彦
【退職者】金井一男(産業振興部長)、阿部聡(福祉保健部長)、高野正(市民生活部次長=大和市民センター長)、関教男(総務部次長=財政課長)、佐藤英則(廃棄物対策課長=環境衛生センター所長)、上村博嗣(監査委員事務局長)、清水敬一(商工観光課長)、林信雄(社会教育課長)、大平文利(水道課長)、関安男(市民課長)、片桐勝(ゆきぐに大和病院医事課長)、関実(農林課参事=農業振興係長)、櫻井徳治(税務課参事)、長谷川まり子(福祉課参事)、高野洋一(消防本部消防長)、山田篤(南魚沼市消防署大和分署長)