昨日より南魚沼地域振興局で放射線観測値が上昇したため、大気中の放射性物質の詳細な分析を行ったところ、微量の放射性物質を検出しました。主な検出核種は以下のとおりです。 【コメント】 『こうした、放射性核種は、原子力発電所の運転などに伴い発生 参考 ヨウ素剤について
ヨウ素131 :0.33 Bq/m3
ヨウ素133 :0.032 Bq/m3
セシウム134 :0.029 Bq/m3
セシウム137 :0.031 Bq/m3
この値について新潟県原子力発電所周辺環境評価会議委員の新潟大学工学部今泉洋教授に確認をしていただき、以下のコメントをい ただきました。
する人工放射性核種ですが、通常原子炉内から外部に放出される
ことはありません。
柏崎刈羽原子力発電所周辺の測定結果に異常な変動は見られず
これらの放射性物質は柏崎刈羽原子力発電所からのものとは考え
られないことから、福島県の原子力災害の影響を否定できません。
今回検出された放射能はごく微量であり、人の健康には全く影響のないレベルです。』
放射性ヨウ素の吸入による甲状腺被ばくを低減させるため、安定ヨウ素剤の服用が指示されます。
このヨウ素剤は、避難や屋内待避が指示される段階(100msV以上の被ばく量)に服用が指示されるものです。
現在の当県の状況からは、服用等の必要はまったくありません。