魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

福島県から22世帯79人

2011-03-26 | 東日本大震災魚沼市関連

魚沼市の避難所で生活

Img_59113月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴い魚沼市では被災者支援活動として17日に吉田の魚沼市地域振興センターに避難所(定員150人)を開設、22日現在、福島県の南相馬市、二本松市、田村市などから避難してきた22世帯79人が生活を送っている。
 田村市からの避難者は「地震の被害は無かったが原発が心配で入広瀬の親戚を頼りに避難しました。地震後一度、猪苗代町まで来たが燃料が手に入らず、一旦帰って車の中で一泊して出直してきました。小さい子どもがいるので原発が心配、落ち着くまでは戻らない」と話し、南相馬市から避難してきた人は「津波で家が流された。これからのことが大変だが、まず子どもたちの安全を考えてやってきました。魚沼市には親戚があり何度も来ています。車8台に家族、親戚、友人21人が乗って昨日の夕方5時に出て、今朝着いたところ。いつ帰れるかわからないが、安全が確認できれば帰りたい」と話していた。
 避難所は、コンベンションホールが避難者が寝泊りする場所に当てられ、布団の下にはマットを敷き、プライバシーに配慮して衝立も並べられている。
 インフォーメーションセンター2階には大型テレビが置かれ、その前に並べられたテーブルで避難者が食事をとれるようになっており、渡り廊下の掲示スペースには、避難生活の各種情報が提供されている。
 また避難所には市内各方面からボランティア活動の申し入れも寄せられてきている。
 魚沼市では今後、避難者が大幅に増加した場合は大湯温泉の湯之谷交流センター「ユピオ」(定員120人)を避難所にあてることにし準備しているほか、大白川の浅草山荘と西名新田の青雲館を南相馬市からの団体避難者140人を受け入れられるよう待機している。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。