魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

羽根川に鮭の稚魚放流

2011-03-06 | インポート

広神東小学校の4年生

Img_5422 「大きくなって帰って来いよ」。魚沼市の広神東小学校の児童が3月1日、学校近くの羽根川に鮭の稚魚を放流した。
 鮭の放流は「子どもたちに新鮮な感動を与え、ふるさとに関心を持ってもらおう」と羽川コミュニティ協議会が企画したもので、同じ学区にあるコミュニティ協議会権現堂の協力も得て実施した。
 一日市橋上流の羽根川では、協議会の人たちが、子どもたちが安全に水辺に降りられるようにと、雪の上に道をつけるなどの作業を行った。
 この日放流を行なったのは同校の4年生48人。放流場所にやってきた児童たちは、協議会の人から鮭の生態について説明を受けた後グループ毎に川辺へと降りて行った。小さなバケツの入れた体長5センチほどの鮭の稚魚が子どもたちに渡されると「また、帰って来いよ」と声を掛けながら稚魚が羽根川へと放されていった。
 子どもたちが放流した稚魚は約2000尾。「おもしろかった。鮭が帰ってくるのが楽しみ」と笑顔を見せていた。


消防、警察が冬山救助訓練

2011-03-06 | インポート

なだれ遭難者を救え

Img_5377魚沼市消防本部と小出警察署は2月28日と3月1日に「冬山遭難救助訓練」を須原スキー場で実施した。
 雪崩遭難事故の発生時における実践的な捜索救助技術の習得を目的としたこの訓練は2つの小隊に分かれて実施され、2日間で消防署員と小出署員約80人が参加した。
 訓練は、搬送の際のスノーボートでの確保方法や、捜索用のゾンデ棒が実際に人やリュックに当たった時の感触を確かめることから始まり、第3駐車場脇の斜面では、発見した遭難者を斜面の上に引き上げる訓練やあらかじめ遭難者に見立てたダミー人形を雪の中に埋めて、救助隊が「ゾンデ」を使って遭難者を捜索する訓練を実施。両署員が一列に並んで棒を雪に刺しながら慎重に進んだ。
 また、この後はスキー場で遭難者をスノーボートに乗せて搬送する訓練なども行われたほか、捜索活動中に雪崩が発生した場合の避難訓練や、遭難者をボートで搬送する際の急斜面での安全確保の方法なども行われた。
 今冬は積雪も多く、これからの時期は雪崩の発生も多くなることから、参加した署員は雪崩、山岳遭難に備えて真剣に訓練に取り組んでいた。


守門神社押し合い祭り

2011-03-06 | インポート

福を願い樽に手伸ばす

Img_5484 雪深い魚沼に春を招く魚沼市須原の「守門神社宮原押し合い祭り」が3月1日に行われ、今年の福を求める参加者が社殿内で押し合い福物を奪い合った。
 この祭りは守門神社の祈年祭として毎年3月1日に行われている。中に餅や木札を入れ、ワラで作った「つぐら」をかぶせたうえに、簡単には取れないように頑丈な縄を掛けた樽を、拝殿で押し合いながら縄を緩め、樽の中の福物を奪い合う。
 押し合いは一番樽から三番樽まで行われる。午後6時30分。その年の福男が「サンヨー、サンヨー」の声をあげながら一番樽を拝殿に担いでくると押し合いの始まり。拝殿で待ち受けていた子どもたちらが樽に飛びつき、押し合いながら縄を緩めていく。つぐらが破られると樽の中に手が入れられ、餅や木札を掴んだ子どもたちの笑顔が見られていた。
 また、境内の雪の堂からは福もち撒きが行われ、五穀豊穣や家内安全を願って撒かれる餅や木札を拾い、運よく木札を手にした人たちは境内で景品と交換していた。


北越銀行で強盗模擬訓練

2011-03-06 | インポート

多くの情報を警察に

Img_5507魚沼市本町の北越銀行小出支店(星浩喜支店長)と小出警察署では3月2日、強盗模擬訓練を実施し日頃の防犯体制を再確認した。
 訓練では、小出署員が扮した犯人が拳銃を持って行内に侵入、天井に向けて威嚇射撃。窓口の客に拳銃を突きつけ行員を脅し「金を出せ。人質の命は無いぞ」と現金を要求、行員が現金をバッグに入れて渡すと急いで逃走した。
 訓練終了後は、行員がそれぞれの席で犯人の身長や服装、年齢など犯人像を確認した。
 小出署の大島修平生活安全係長からは「訓練では犯人が入って出て行くまで1分20秒でした。本当の事件ではもっと短いと思う。もう少し長引かせると署員が到着する。また、犯人が出た後も、逃走の方向などより多くの情報を警察に伝えてもらいたい」と訓練の講評があり「事件を未然に防ぐには声掛けが大切。きちんとした対応をしていることが分かり防犯になります。また、必ず下見に来るので、不審者をチェックしたり、車のナンバーを控えておいてください」と日頃の対応のポイントが説明された。


大力納豆が5回目の入賞

2011-03-06 | インポート

ひきわり部門で第1位
全国納豆鑑評会

Img_53942月18日、北海道札幌市で開催された第16回(平成22年度)全国納豆鑑評会(主催=全国納豆協同組合連合会)で魚沼市十日町の株式会社大力納豆(坂詰直枝社長)の「国産大豆100%ひきわり納豆」が今回から新設された「ひきわり部門」で第1位となり全国納豆協同組合連合会長賞を受賞した。
 今年の鑑評会には全国から223品が出品され、新設された「ひきわり部門」には41品が集まった。
 ひきわり納豆は一般の納豆に比べてアンモニア臭が出やすく発酵の状態に気を使う難しい商品。同社では、これまでも、ひきわり納豆には自信を持っており、香りのよさが自慢の「国産大豆100%ひきわり納豆」が「ひきわり部門」の初代第1位に選ばれた。
 同社は第3回鑑評会から出品を始め、これまでに「小出っ子」と「100%北海道大粒」が最高位の最優秀賞、「吟選つるの子」が優良賞と優秀賞を受賞しており、今回で5回目の入賞となる。
 坂詰仁専務は「新設されたひきわり部門の1回目で受賞できたのは記録にも残りうれしい。今後とも最優秀賞を目指して良い製品をつくっていきたい」と喜びを語っていた。


映画「オーケストラ」

2011-03-06 | インポート

25日から文化会館で上映

 映画「オーケストラ」が3月25日から27日まで、小出郷文化会館小ホールで上映される。
 住民プロデュースによる「魚沼映画の専門店」第96回上映会。映画「オーケストラ」は、寄せ集めオーケストラが巻き起こす奇跡の物語。2009年、フランス。
【物語】ロシア・ボリショイ交響楽団で劇場清掃員として働く、さえない中年男アンドレイが楽団の識者のふりをして、偽のオーケストラを引き連れ、芸術の都パリに乗り込んだ。実は彼は、かつてボリショイ交響楽団の首席まで務めた正真正銘の天才指揮者。しかし、名声の絶頂期に起きたある事件が原因で、指揮者の座を追われる。それから30年、負け組みの人生を歩み続ける彼に、一発逆転のチャンスが訪れた。きっかけは清掃中に届いた1枚のファックス。パリのシャトレ劇場からの出演依頼だ。それを読んだ瞬間、彼の頭の中で、とんでもないアイディアが閃いた。彼と同じく今や落ちぶれた昔の仲間を集めてボリショイ交響楽団になりすまし、生涯の夢だったパリ公演を成功させようというのだ。
 上映は25日が19時から、26日が10時と13時、19時、27日が10時と13時から。料金は一般1000円、学生・シニアほか800円。


県警本部長から感謝状

2011-03-06 | インポート

少年補導員の佐藤敏之さん

Img_5391魚沼市穴沢の佐藤敏之さん(50)は、このほど長年にわたり少年補導員として青少年の健全育成、少年非行防止活動に尽力した功労が認められ県警本部長から感謝状が贈られた。
 2月28日に小出署で島名透小出警察署長から感謝状が伝達された。
 佐藤さんは平成8年から15年間、少年補導員を務めており、登下校時の声掛け活動や地域イベントなどで街頭指導など長年の活動が認められたもの。伝達式では島名署長から「長年にわたり地域の子どもたちの健全育成に努め、犯罪の起こりにくい社会づくりをしていただいている。これを魚沼市全体に広げていきたい」と警察活動への貢献に感謝する言葉が贈られた。
 入広瀬柔道スポーツ少年団の指導者として子どもたちと接する機会も多い佐藤さん。「話をしていて変に思う事があれば、学校や親に連絡を取ったり、入広瀬地区は先生、親、地域が手を組んで育成活動をしています」と地域の状況を話すとともに、「大したことはしていないので、表彰してもらい恐縮しています。地域の人たちと力を合わせ、非行などを未然に防ぐことで地域に役立っていきたい」としていた。


魚沼市まちづくり委員会が全体会

2011-03-06 | インポート

「横手焼そば」に学ぶ地域づくり

Img_5342魚沼市まちづくり委員会(平井正尚会長)の平成22年度第3回全体会が2月27日、魚沼市地域振興センターで開催された。
 今回の全体会は、B級グルメで地域おこしに取り組んだ秋田県横手市の事例をヒントに、魚沼市における食・魚沼ブランドと農業と観光を結びつけた新たな事業展開を考えようと開かれた。
 2009年のB1グランプリで金賞となった「横手やきそば」の横手市から、横手やきそば暖簾会の伊藤一男さんらを招き、全体会の前後には「横手やきそば」と、地元グルメの「開高めし」の試食も行われた。
 全体会には約100人が参加。まず、同委員会の4つの部会から活動報告があり、続いて「ご当地グルメで元気なまちを!」をテーマにパネルディスカッションが行われた。
 パネラーとして参加した横手やきそば暖簾会の伊藤さんは、戦後から親しみがあった焼そばで地域おこしに取り組むことにし、ホームページを立ち上げて始めたこと、テレビに取り上げられ全国から食べに来るようになると対応が悪いなどクレームが来るようになり、その対応として暖簾会を立ち上げたこと、富士宮市、太田市と連携する中で仲間が増えてB1グランプリの開催となったことなど、これまでの経緯が語られ、「グランプリとなった一昨年は決定後3日間、市内の店に行列ができた。B1グランプリはメジャーになってきている。私たちはたまたま、横手やきそばでまちづくりに取り組んだが、焼きそばは材料にすぎない。まず、魚沼市をどんな形で売っていこうかと考えたほうが良い」とアドバイスした。
 魚沼の地元グルメとして作家の開高健氏ゆかりの山菜チャーハン「開高めし」に力を入れている「ゆのたに茶々の会」会長の大桃久子さんは、開高めしの由来などを紹介「これから広めていき、横手焼そばのようにB1グランプリを目指したい」と意気込みを語った。
 魚沼市ものづくり振興協議会食品部会長の杵渕正夫さんは「魚沼は宣伝が下手。良いものを持ち寄って、前に出ようとする姿勢が不足している」と指摘した。
 伊藤さんからはこの後も、秋田に会う小麦の作付けに取り組んでいることなどが紹介され「常に話題性を提供して忘れられないようにすること、失敗してもいいからやってみよう、ダメならやめるという考えでやっている。飲食店が先になって自己の利益を追求するのではなく、全体がまとまってやっていくようにしている。ブームではなく、後の年代にちゃんと伝えていけるよう、初心を忘れないで、謙虚にやっていけばまだまだやれると思う」と語られていた。


記者日記

2011-03-06 | 小出郷新聞コラム

魚沼市では今冬も、雪を利用したロウソクの灯りアート作品の出来栄えを競う第5回「魚沼市結の灯りアートコンテスト」の作品が募集されている▼このコンテストは、プロジェクト結実行委員会と魚沼市、魚沼市観光協会などが主催して毎年行なわれている。魚沼市内で1月1日から3月13日までに制作された雪を使ったロウソクの灯りアートが対象で、個人でも団体でも応募できる。応募は、雪とロウソクの灯りによる作品を写真に撮って申し込むことになっており、規格は作品の大小に関わらず四つ切(ワイド可)またはデジタルカメラカラープリントA4。その他に側面などアピールしたい写真の添付可(サービス判など)。応募点数に制限はない。参加費は2000円。応募作品の中から金賞(賞金3万円)、銀賞(賞金1万5千円)、銅賞(賞金1万円)、審査委員長特別賞などが選ばれる。審査は同市青島の画家・早津剛氏を委員長に主催団体の長等により行われる▼筆者は今年も市内各地で行われるイベント会場などに造られた雪灯りアートをいくつか見てきたが、今年の大雪を繁栄して大作が多く、趣向を凝らした作品が目を楽しませてくれている。コンテストはイベントでの大掛かりな作品に限らず、個人で制作した個性溢れる作品も募集している。作品の制作は今月13日までであり、今週末や来週末に家族や友人たちで制作して応募してみてはいかがだろう。
▼応募は、所定の応募用紙に必要事項を記入し写真の裏面に添付してプロジェクト結事務局(〒946-0041魚沼市本町1-2NPO法人魚沼交流ネットワーク内)または(社)魚沼市観光協会(〒946-0075魚沼市吉田1144)へ。審査結果は4月に入賞者に直接通知されるほか、本紙などで発表される。筆者も毎年、コンテストの審査を取材しているが、毎年バラエティに富んだ作品が応募されていて、写真を見るのも楽しい。果たして今年はどんな作品が集まるか。締め切りは3月18日。



<魚沼百景>

Img_5174「ゲレンデ」

辺りが暗くなるとともに浮かび上がる「結」の文字などのロウソクの灯り、輝くナイター照明、明るさを失っていく空に姿を沈めていくスキー場の山。カーニバルの夕刻、気温が急に下がっていく中、夜へと姿を変えていくゲレンデはとてもきれいだった。


奥只見丸山オープン予定日は18日

2011-03-06 | インポート

奥只見丸山スキー場

 どこよりも早くどこよりも遅くまで楽しめるスキー場として知られる奥只見丸山スキー場では3月18日に春スキー営業を開始する予定となった。
 2月25日現在の積雪はゲレンデ中央部で約3・9メートル。スノーパーク(ハーフパイプ・キッカー・レールなど)も例年通り常時設置され、4月中旬頃までクロスコースも設置予定。同スキー場では春スキー営業を5月中旬まで行う予定となっている。オープン日などは今後の状況等によって変更される場合もあるため、営業状況については同スキー場《電》025-795-2750に問い合わせるか、ホームページ等で確認を。


須原スキー場でカーニバル

2011-03-06 | インポート

会場沸かせたボードの演技

Img_5098Img_5245須原スノーカーニバルが2月26、27の両日、魚沼市の須原スキー場で開催され、プロ・スノーボーダーらのパフォーマンスや花火、たいまつ滑降などが訪れた人たちを楽しませた。
 天候に恵まれた26日は日中、スノーボード・スーパーナイトセッション選考会、スキー学校の特別講習、守門中学校吹奏楽部コンサートなどが行われた。
 ゲレンデに夕闇が迫る頃にはプロやアマチュアのライダーがスノーボードでパフォーマンスを披露し会場を盛り上げた。
 特設雪上ステージでは魚沼市の冬のイベントをリレーする「結」ローソクの点火式や、振舞酒の鏡割り、よさこいソーラン踊りが行われ、山頂から幻想的な光の列が滑り降りる「大たいまつ滑降」が会場にしばしの静寂をつくると、この夜の祭りもクライマックス。花火が冬の夜空に大輪の花を咲かせていた。


3月12日 雪明り雪中行群

2011-03-06 | インポート

キャンドルロード歩こう

ロウソクが灯された雪明かりの道を楽しく歩く「雪明り雪中行群」が、3月12日、魚沼市の入広瀬地区で行われる。
 「雪明り雪中行群」は、道の両側にローソクの火を灯して幻想的に演出されたコースを、家族や友人たちと楽しみながら歩くイベントで、同地区の有志による実行委員会が毎年実施している。
 コースは大栃山のスポーツセンター脇の雪原をスタート会場に、穴沢、平野又と歩き、横根の「みずほ会館」をゴールとする約3キロ。「みずほ会館」前の交流広場では、飲み物や食べ物のサービスなどが行われる。また、実施中の「結・雪灯りキャンドルリレー」の最終イベントであることから出発式会場では最終セレモニー(17時45分頃)、横根交流広場では結の灯り「火納め式」(19時30分頃)が行なわれる。
 雪中行群は17時から18時までスポーツセンター脇で受付、出発は18時。参加費は大人500円、高校生以下無料。事前申込みは不要で、直接会場へ。


生誕の地碑を市に寄付

2011-03-06 | インポート

山岡荘八顕彰会

Img_5060山岡荘八顕彰会(星忠和会長)が昨年「道の駅ゆのたに」地内に建立し、11月3日に除幕された「山岡荘八生誕地」の碑が魚沼市に寄付されることになり、2月24日には大平悦子市長から星会長に寄付採納通知書が手渡された。
 この日は星会長と青木弘成副会長が市役所を訪れ、通知書を受け取った。大平市長が「山岡荘八の功績を広く伝えるため立派な碑を建てていただき、市としてもありがたい」と述べると、星会長は「碑を建てても忘れられてコケが生えるようでは困るので、そうならないように今後とも活動していきたい」と話していた。


国際大学が科目を新設

2011-03-06 | インポート

スマホのアプリ開発

 南魚沼市の国際大学(森正勝学長)の国際経営学研究科(GSIM)が、2011年春学期(4月~6月)にiPhone、iPad等のスマートフォン用アプリケーション開発に関する技術・運用能力の習得を目的とした科目を新設することになった。
 科目名は「iPhone/iPad/iPodのビジネスアプリケーション(Apps)」で、Eビジネス経営学プログラム(1年制修士課程)で開講される。同プログラム専用のEラボラトリーには、科目新設に合わせWiFi対応機能を持ったアップル社製コンピュータが新規導入された。
 このような科目は、米国スタンフォード大学等の海外一流大学で開講されているが、日本のビジネススクールとしては極めて新しい科目であるため、予想を超える数の学生が履修を希望している。
 同研究科長の須貝フィリップ教授は「本研究科では、常に学生が最先端のスキルや知識が習得できることを念頭に教育を行っていますが、この講義もその例に漏れず、将来のビジネス現場で非常に役に立つものになるはずです。本学が調べた限りでは、スマートフォンのアプリケーション開発に関する科目をビジネススクールがオファーするのは、本学が国内初だと思います」と、ビジネスとテクノロジーを融合させる本科目新設の意義を強調している。