魚沼市では今冬も、雪を利用したロウソクの灯りアート作品の出来栄えを競う第5回「魚沼市結の灯りアートコンテスト」の作品が募集されている▼このコンテストは、プロジェクト結実行委員会と魚沼市、魚沼市観光協会などが主催して毎年行なわれている。魚沼市内で1月1日から3月13日までに制作された雪を使ったロウソクの灯りアートが対象で、個人でも団体でも応募できる。応募は、雪とロウソクの灯りによる作品を写真に撮って申し込むことになっており、規格は作品の大小に関わらず四つ切(ワイド可)またはデジタルカメラカラープリントA4。その他に側面などアピールしたい写真の添付可(サービス判など)。応募点数に制限はない。参加費は2000円。応募作品の中から金賞(賞金3万円)、銀賞(賞金1万5千円)、銅賞(賞金1万円)、審査委員長特別賞などが選ばれる。審査は同市青島の画家・早津剛氏を委員長に主催団体の長等により行われる▼筆者は今年も市内各地で行われるイベント会場などに造られた雪灯りアートをいくつか見てきたが、今年の大雪を繁栄して大作が多く、趣向を凝らした作品が目を楽しませてくれている。コンテストはイベントでの大掛かりな作品に限らず、個人で制作した個性溢れる作品も募集している。作品の制作は今月13日までであり、今週末や来週末に家族や友人たちで制作して応募してみてはいかがだろう。
▼応募は、所定の応募用紙に必要事項を記入し写真の裏面に添付してプロジェクト結事務局(〒946-0041魚沼市本町1-2NPO法人魚沼交流ネットワーク内)または(社)魚沼市観光協会(〒946-0075魚沼市吉田1144)へ。審査結果は4月に入賞者に直接通知されるほか、本紙などで発表される。筆者も毎年、コンテストの審査を取材しているが、毎年バラエティに富んだ作品が応募されていて、写真を見るのも楽しい。果たして今年はどんな作品が集まるか。締め切りは3月18日。
<魚沼百景>
「ゲレンデ」
辺りが暗くなるとともに浮かび上がる「結」の文字などのロウソクの灯り、輝くナイター照明、明るさを失っていく空に姿を沈めていくスキー場の山。カーニバルの夕刻、気温が急に下がっていく中、夜へと姿を変えていくゲレンデはとてもきれいだった。