日本穀物検定協会(東京・中央)が28日発表した「2017年産米の食味ランキング」で、
魚沼産コシヒカリが「特A」から2番目の「A」に初めて転落したことが
話題になっています。
その理由を調べてみても、
●中越地方の昨年8月中旬以降の低温と日照不足
●各産地が、ブランド米の開発に力を入れた
などということは書かれていますが、正確なことはわかりません。
評価の結果はわかっても、そうなった理由は公表されないということですので、
各産地は、自分たちで推理して、努力するしかありません。
この食味の評価がどのように行われているのか、
ずっと知りたいと思っていたら、今朝の情報番組で詳しく説明していました。
まず、基準となるお米があります。
それは、複数の産地のコシヒカリを混ぜたものなのですが、
それと比較し
●見た目
●香り
●味
●粘り
●硬さ
●総合評価
を、食味チェックのプロ100名が評価していきます。
ということは、粘りのあるお米の方が評価が高くなるってこと?
たしかに、日本人は「もちもち」した食感は大好きです。
「魚沼産コシヒカリ」がずっと高い評価を受けてきたのは、
その特徴である「粘り」の部分が大きく影響しているのかもしれませんが・・・。
私、個人の好みとしては、真夏にはコシヒカリのあの粘りは重すぎます。
真夏には、もっとさらっとしたお米が食べたくなります。
季節によっても、お米の好みは変わってきます。
だから、この食味ランキングはあくまでもひとつの評価であり、
「おいしさ」とか「好み」とは別だと、私は考えたいです。(#^.^#)
【写真のお米は、魚沼産コシヒカリではありません。】