最近,いれずみ(刺青)が問題になっております。すこし以前、ガキンチョのハシモト君が大阪市職員に「いれずみ調査」を強行して問題になったことがあります、いれずみを入れる入れないは個人の自由、といれずみを入れていないけれど調査に反対して答えなかった職員もいます
また、温泉地でいれずみをいれた外国人観光客にどう対応するということが問題となっているそうです
チャパツなどというヘンなものがすっかり定着してしまったニッポン、いれずみをとやかく言うことはないとGGIは思うのですが・・・
いれずみは暴力団関係者の独占物にように思われておりますが、かつてはそうではありませんでした、江戸末期に日本は旅行したシュリーマンはその旅行記「シュリーマン旅行記 清国・日本」(講談社学術文庫)において日本人のいれずみ好きにあきれております
彼の言はウソではありませぬ。米国国会図書館に所蔵されていた幕末日本の写真記録をもとに編集された「幕末の素顔 日本異外史」(文:永六輔、毎日新聞社、昭和45年)には全身にいれずみを入れた人物の全身写真が掲載されており、以下のような説明が付されています。
《入墨がもっともはやったのは天保のころで・・・侠客・火消し・大工・左官・六尺・駕籠かきなどが中心である》
今日の写真は「幕末の素顔」に載せられていた、全身に入墨をいれた人物の写真を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ
グッドナイト・グッドラック!