UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

破壊・・・あるいは西武さん落城・・・

2021-02-09 01:39:16 | 日記
今日は破壊についてでございます。島崎藤村の小説のことではございません。抽象的な意味ではございません、文字通りの破壊、つまりモノを意図的に壊すことについてでございます

一週間ほどまえ、昨夏閉店してしまった西武さんの前を通りかかりましたら、解体工事の真っ最中でありました。現代の恐竜は暴れまくっておりました。今日の写真はその様子を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ。おもいっきり拡大してご覧になると結構迫力がございますよ

ビルの解体工事というのはまことに芸がありませぬ。現代の恐竜といも言うべき重機で、ただめったやたら殴ったり蹴ったり、引っ張っ叩いたり、引き剥がしたり、揺さぶったり、ガリガリとかじったり、かみ砕いたり、要するに構造物を強引に破壊していくだけです。相手が人間であれば、暴行の限りを尽くすという感じであります。ですから「解体工事」と申しましてもその内実は「破壊行為」そのものでございます

などと書きましたが、作業に携わっているみなさんからすれば、常に身に危険がおよぶ可能性がある容易ならざる作業、デタラメにめったやたらに壊しているようにみえても、ちゃんとした手順があるのですよ、ボクシングと同じようにいかに効果的に相手にダメージを与え降参させる熟練したテクニックが必要、GGIのようはアホにできる仕事ではありません、ということでありませう

でも、なぜか建設現場よりは破壊現場の方がずっと魅力的でありました、思わず引き込まれてしまいました、やはりGGIに限らず、人間には破壊本能というやっかいなものがあるのかなあ、GGIが若かりし頃はゴジラやモスラといった怪獣が銀幕で破壊の限りをつくしたいたなあなどと思いながら、解体と言う名の破壊作業に魅入られてしばらく見上げるようにして眺めていたのですが、立ち止まって破壊作業を眺める人はほとんどいませんでした・・・・みなさんが忙しすぎるのか、GGIがヒマなのか・・・あるいはみなさん「破壊」などという後ろ向きなことではなく建設的な事柄に関心があるのでありませうか・・・・・ちょっぴり悩んでしまいました

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!