UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

後期高齢者のいまごろ物知り教室:「わくらば」って枯葉のことではなかったんだ・

2019-10-09 00:06:02 | 日記
年をとっていくにつれ、まことに恥ずかしきことですが、知らなかったなあ、かん違いしてたなあといったことが増えてまいります。

たとえば「わくらば」という言葉です。漢字では「病葉」と書くのですが、GGIは長年この言葉の正確な意味を知りませんでした。

前回の日記で、先日あった中学の同窓会、二次会でGGIは亡き友を偲んで1960年ごろにはやっていた「アカシアの雨が止むとき」をカラオケで熱唱したと記しましたが、同じころにはやっていた歌に「川は流れる」という歌謡曲があります。この歌の一番の歌詞は以下のとおりです。

病葉(わくらば)を 今日も浮かべて
街の谷 川は流れる
ささやかな 望み破れて
哀しみに染まる瞳に
黄昏の 水のまぶしさ

「アカシアの雨が止むとき」と同様になかなかおセンチな歌詞でありますが、GGIはこの「病葉」の意味がはっきりわからないまま、つい最近まで生きてまいりました。というのは、漢字で示されると意味がまったく想像つかないわけではなかったでしょうけれど、GGIがこの歌をよく耳していたころは、漢字で「わくらば」は漢字で「病葉」と書くとはを知りませんでした。ですから、ヘンな言葉だなあ、何のことだろう、でも川に浮かんで流れていくのだから枯葉か落ち葉なんかであろう、その別称であろう・・・でも、まあいいや、人生分からないことだらけ、この言葉の意味が分からなくても命に別状があるわけではないし、と思っているうちに半世紀が過ぎてしまいたのです。

ところが先日、突然、こんなことではいけない、分からないことを「まあ、いいや」とほっておくような怠惰な生き方とは決別すべきではないかと思いあたり、ベンキョーすることにしました

その結果、昨日ネットさんのお世話になりましたら「わくらば=病葉」というのは文字通り病気になった葉っぱという意味であることがわかりました・・・

すなわち、「病気や虫のために変色した葉。特に、夏の青葉の中にまじって、赤や黄色に色づいている葉。《季 夏》」ということでありました

というわけで、前置きがたいへん長くなりましたが、今日の写真、数日前、わがガーデンの病葉を撮ったものでございます。よろしければクリックしてご覧くださいませ

柿の「病葉」です。他の葉っぱはまだ青々としているのに、この葉っぱは立派な柿色を呈しており、この葉っぱの近くになっている柿の実も柿色とまではいきませんがかなり色づいています。この葉っぱ、表面に青黒い斑点がたくさん浮かんでいて、いかにも何かの病気にかかっているような様相を呈しています。

昨日、この柿の木の下をとおりましたら、この病葉は力尽きて病死、地面に散っていました。柿の実のほうも病葉に付きあうかのように地面に落ちてしまっていました。

病葉散る飲むをためらふ抗癌剤  三浦勲

ここ数日、急に涼しくなりました。いよいよおセンチの秋かと思ったら今週末には台風到来とのことです。みなさま健やかにお過ごしください

「川は流れる」をお聞きになりたい方は動画をご覧くださいませ

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!
コメント
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