UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

そうや、犯人はあの二人組や!・・・

2019-01-31 01:25:37 | 日記
昨日、午後1時半ごろトイレにいき、人生必須の用をたしました。おわって水を流そうとボタンを押しましたが、なんだか苦しそうな音がするだけいっこうに水がながれませぬ、何回くり返しても同じこと、電源は入っていて作動しているようなのですが・・・

これは困ったなあ、これから外出するつもりであったのですが、緊急事態発生であります

GGIは過去に二回、トイレのトラブルを経験しています。一度は築戦前の旧八重葎庵で暮らしていたときのことでした。十数年以上前のことです。そのころは水洗にはしておりましたが、ちかごろの様な便利な電動式のものではありませんでした

或る日、用をたして貯水槽にレバーを回しますと水は出るもの、ベンキから流れ出なくなりました。アッチャーで・・・大きなほうの用をたしましたので、ベンキに何やら視線を逸らしたくなうブツが浮遊しております・・・このまま放置するわけにはいきませぬ、可及的速やかなる解決が必要です。どうやらトイレにつながっている下水管がどこかで詰まっているのではないかと思われ、この類のトラブルを仕事としている会社に電話・・・事情を話しますと、すぐに作業車を派遣しますとのこと。

待つことしばし、やがて大きなコンプレッサーのようなものを積んだ車がやってきて、運転してきたオジサンが手慣れた様子であたりを見回してから申しました。「たぶん、この先の下水管か市の下水道への接続部分のあたりで何か詰まっているのでせう。トイレの近くにある小さなマンホールを開けて、ここから市の下水道の方に向けて、高圧の水を送り込みます。オブツが飛び散ったりするかもしれませんから、ちょっと離れていてください」

コンプレッサーと思われる機械が作動して高圧の水が勢いよく下水管に送り込まれます。しばらくは大きな変化はありませんでしたが、まもなく水が勢いを増して下水管に流れ込むようになったと思ったら市の下水管のマンホールあたりから水が吹き出てきました、ヤッタア~!詰まっていたところが開通したのです!しかしマンホールの周囲に若干の好ましからぬものが散乱いたしました・・・・でもGGIは、ただただ感謝感謝でありました・・・・

作業してくれたオジサン、この市の下水道のマンホールをあけてから曰く「ほら大きな木の根っこがいっぱい張り付いているでしょう、この根っこのせいで下水管が詰まってしまったのです、あの隣の木、あの根っこがここまで伸びてきて下水管を突き破って悪さをしていたのです。この近江や京都の古い民家ではこのようなトラブルが多いのですよ、下水管が古くなっていますからね・・・」

オジサンは下水管を突き破って侵入した木の根っこをあらかた取り除いてくれました。

そうかあ、あの隣の柿の木かあ・・・あの柿の木、毎年々々たくさん実がなるけれど、そうだったのかあ、栄養源はわが○○○であったのかあ・・・

二回目のトラブルは新八重葎庵建立後のこと、トイレは電動式の最新のものになっておりました。このときは突然何もかも動かなくなりました。どこが悪いのか見当がつきませぬ。そこでメーカーに電話いたしますと「わかりました、まず携帯電話をお持ちなら、携帯を持ってトイレに行ってください。わたしどもがあれこれ指示いたしますから、言う通りにやってみてください」。ご指示のとおりにいろいろやってみたのですがダメ。「では、お困りでしょうから、お住まいの地区の修理を担当している者をできるだけ早く派遣いしたしまから」・・・

というしだいで仕方なしに電話を切り、もう一度トイレのあちこちを観察いたしました。すると本体の側面、奥の方に小さなレバーが付いているの気づきました。「そうだ、電動式だけど、ここにレバーが設けられているということはこれは手でも動くことを意味しているのじゃないか」と我ながら突然見事な推理、ためしに小さなレバーを手で回してみまたしら、何と見事に水が流れ、正常に作動するようになったのであります!ワッハッハでありました。問題解決、オレって意外にカシコイのだと思わず自分で自分をほめてしまいました・・・

このような経験があるのですが、これらの過去の経験に照らしても昨日遭遇したトイレのトラブル、原因が思い当りませぬ

しかしながら、昨日は、GGIはどういうわけか頭脳きわめて明晰且つ鋭敏でありました。しばらく熟考していましたら原因が思い当たったのです。

そうだ、原因は、このトラブルを引き起こした犯人は、一昨日の午後、庵の近くの道で遭遇したあの二人組だ、そうや、あの二人に間違いない!

一昨日の午後、外出しましたときに庵の近くの道で二人の男に出あいました。二人は小さな水たまりの前に佇み、スマホで何枚も水たまりの写真を撮りながら、何かしきりに話しております

GGIは、自分は世界で唯一の水たまり写真家であると自負していましたので、おやここにも水たまり写真家がいるのかと驚き、声をかけました。「あの~、いま写真を撮っておられましてけど、この水たまり、写真にとるほど何か美しいというか・・・・」「いや美しいとかいうそんなノンキな話ではありません、問題なのです、この水たまりは」「問題って?」「これ、雨が降ってできた水たまりではありません、地中から水が湧いてきたのです。もっとわかりやすくいうと、水道漏れなのです。この地下で水道管が壊れて漏れているのです。ですから明日工事します。あなたは近くにおすまいですか」「そうや、すごそこ、あそこの平屋」「そうですか、工事のため明日の午後1時から午後4時まで水道を止めます。あとで近所にお知らせのチラシを入れておきますから」「そうなのですか、ご苦労さま」

水道管の老朽化が全国的の問題になっていることは知っていたのですが、庵の近くでも漏水しているとは・・・・

もうおわかりでありませう。昨日GGIがトイレでオシッコしたのは13時半ごろ、つまりこのとき水道管を取り替える工事はすでに始まっていたのです。だから、いくらわが庵の電動式トイレが作動しようとも水が出るはずはなかったのです。窓を開けてみまたした工事の物音が聞こえてきました

これで原因がわかりGGIの気持ちはすっきりいたしました。しかしながら、体はすっきりいたしませぬ、ええっ、そういうことなら午後4時まではトイレを使えないのか、弱ったなあ、午後4時まで大も小も我慢しろというのか・・・あと2時間半も我慢しなければならないのかと思えば思うほど、わがベンイは強まってまいります・・・弱ったなあ・・・しかしどうにもなりませぬ、我慢に我慢を重ねて一時間ほどたった頃、何となくキッチンの水道栓をひねりましたら蛇口から水がほとばしり出るではありませんか!GGIは叫びました

オ~イ、オッサンらよ、工事が済んだのなら済んだと知らせろよ!おれは死ぬ思いでトイレを我慢してたんや!

叫んだとたんに、わがベンイは急激に雲散霧消してしまいました・・・

それにいたしても、日本のあちこちで下水道管の老朽化が進んでおり水道管の老朽化も進んでおり、したがってGGIの老朽化が進んでいるのだなあを思わせられる昨日のトイレ・トラブルでありました・・・

今日は少々尾籠な話で失礼いたしまた。気分を害された方もおられることでありませう。おわびに今日はわがガーデンにいま咲いている清楚なる水洗ならぬ水仙の花を写真でお見せいたしますので気分をお直しくださいませ

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!