UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

おセンチの秋・番外編・・・おセンチではすまされない愁殺の秋・・・

2017-10-04 02:08:06 | 日記

昨日も天候不順と申しますか、どんよりとした雲が空を覆う若干陰鬱な一日でした、

午後、GGIは来週末に予定している某謀議の召集令状を書き上げ、夕方近くのスーパーの片隅で千円ばかりコピーをとり、ついでに切手をたくさん買い、さらについでにシガレットを買い、最後に若干の食糧を買いました

お店をあとにして、空を見上げましたら湖岸に屹立している総ガラス張りの高層ビルを包み込むように灰色の空がが広がっています。空が暗いせいか、それほど遅くはなかったのですがすでに街灯が灯っており、高層ビルは鉛のかたまりのように鈍い光を発していました。

今日の写真はこれまでに何度もこの日記に掲載している高層ビル、プリンスホテルさんの姿を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ

なんだか陰鬱な光景だなあ、これでは愁殺されてしまいかねないなあと思いながらこの空の様子を眺めておりましら、新保守党をめぐる乱気流うずまく最近の政界の上空に、暗雲が漂っているを目にしているような気がいたしました。

政策がどうのこうの、政権奪取がどうのこうのという以前に、「寛容な保守」を目指すとする新党党首さんの度を越した非寛容ぶりに、GGIは寒気がいたします、まさに秋冷のなかで愁殺が迫りくる思いがいたします。

「新党の方針とあわない者は排除する」(党首の弁)、「新党からの立候補を希望する者については、過去の発言を調べるなど、徹底的に検察官の経験を生かして調べあげる」(新党幹部の弁)、さらには新党の主要政策(憲法改正と安保法制、外国人参政権の否定)に従うとする協定書(誓約書)に署名させる、さらにさらには新保守党に反対して新たに党を立ち上げた者やその仲間に対しては刺客を向ける・・・

これらの粗野で乱暴な行為ははっきり申し上げれば徹底した「自分ファースト」の現れでありませう。言い換えれば、独裁者の手口といってもよいでありませう。新保守党の党首は新党に属する者に絶対的な服従を求めているのです。この新党から候補した者は、当選して晴れて議員になっても、党首に絶対的に従う将棋の駒あるいは雑兵に過ぎない、と党首は考えているのです。

このような政党に、形式的にはともかく、公正な民主主義に基づいた党運営を期待することはできないでありませう。この新党は、国会に大挙して進出して政権の座に就いても就かなくても、国政・国会の場でのまっとうな議論や討議を軽視し、独裁的な手法を駆使して、党利党略による談合や闇取引。強行採決などに終始することになるでありませう。これでは独裁者といってもさしつかないアベ君が率いる現政権と何ら変わるところがありません。

市民がまず求めているのは、具体的政策がどうのこうのという以前に、公正な民主主義に基づいたまっとうな政治なのです。市民が安倍政権に失望をおぼえているのは、彼の政治手法がまっとうさに著しくかけているからです。もっとまっとうな政治をやってほしい、それが市民の差し迫った「希望」なのです。まっとうな政治が行われれば、そこからまっとうな政策が生み出されることが期待できるからです

「寛容」の看板を高く上げながら、その看板の下で「非寛容」を地で行くような行為にはしって恥じることがない政党、まさに、これは羊頭を掲げ「非寛容」が中身の狗肉を売る行為に他なりません。「非寛容」は「独裁」の親戚、いや兄弟、いやほとんど双子であると言うべきでありませう

誕生した新保守党と現与党との談合や闇取引により、日本の民主主義の空に重く垂れこめる暗雲は厚くなる一方です、厚い雲が切れて青空が顔をのぞかせるという希望はどこにあるのでありませうか・・・

なもあみだぶ、なもあみだぶ、なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!