UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

嗚呼ブルーインパルス・・・1,400,000人:50,000人:140人・・・

2017-06-06 01:56:20 | 日記

昨日の日記に、GGIはこの日曜日に湖都市内で開かれた弁護士会主催の「共謀罪」についてのシンポジウムに参加したと記しましたが、同じ日、湖国の名所の一つである彦根城の上空で航空自衛隊の飛行チーム「ブルーインパルス」によるアクロバット飛行が行われました。

昨日の朝日新聞湖国版にこのことが写真入りで報じられていました。この記事によりますと、市や商工会議所でつくる国宝・彦根城築城410年祭実行委員会の依頼によるものであり、この日は航空自衛隊岐阜基地から6機編成で飛来、彦根城とびわ湖の上空を往復しながら約20分間、アクロバット飛行を披露、約5万人が見物に押し寄せたそうであります。

(ついでながら少し嫌味を申し上げますと、朝日さんはこのニュースは報じていたものの、共謀罪シンポジウムについては何も報じていません。京都新聞さんはこのシンポジウムのことをしっかり報じておりました)

この記事を読んでいて、さすが航空自衛隊が誇るブルーインパルス、5万人もの人々を集めるとはスゴイ!、GGIとしましては、青くなるほどでありませぬが、ちょっとした「衝撃」でありました。

衝撃であった理由は二つです

ひとつは同じ日に行われた、先に書きました日弁連と滋賀弁護士会による「共謀罪」シンポジウウの参加者が約140人であったからです。5万人対140人!シンポジウムの参加者数はブルーインパルスの見物客のわずか0.28%・・・この落差はやっぱりスゴイ・・・

しかしながら、世の中、まあこんなものでありせう。GGIは別に世間を見下しているのではありませぬ。現実を直視しているのであります。すなわち、天気晴朗の行楽日和でありましたので、もし近くの湖畔かどこかにわざわざブルーインパルスが飛来してくれるのであれば、かくいうGGIもきっと「共謀罪の話なんかは珍しくもないし、天気もええからブルーインパルス見に行こか、そのあとビールなんかどうや」と誰かを誘って見に行ったことでありませう。

もうひとつの理由は、5万もの人々がわざわざ集まるのは湖国におきましては大イベントであるからです。湖国であるところの滋賀県の人口は約140万人、そしてブルーインパルス見物に集まった人々が5万人、すなわち県民の3.6%もの人々がわずか20分程度の曲芸飛行の見物に押し寄せたという計算になるのです

これはやはり衝撃であります。ちょっぴり青くなっていいぐらいの衝撃です。3.6%がどうしたと思われるかもしれません。しかし、たとえば大阪府の人口は約880万人ですが、その3.6%はなんと31万人以上にもなるのですよ!決してバカにできない数字どころか驚くべき数字であることがお分かりいただけでありませう。

ちなみに申し上げますと、ブルーインパルスの任務は「曲技飛行による航空自衛隊の広報活動」であるとされます。外敵と戦うことではありません。この彦根でのブルーインパルスの吸引力をみますと、ブルーインパルスの皆さんは十二分といってもいいぐらいの広報活動の成果を上げていると言えます

まあ、領空外のどこか遠くにまで飛んで行ってアホなことをするのではなく、国内で市民のみなさんに娯楽を提供してくださっているうちは罪がないというべきでありませうか・・・

なもあみだぶ、なもあみだぶ、なもあみだぶ・・・

今日の写真は朝日の新聞記事に掲載されていた写真を借用しました。

グッドナイト・グッドラック!

コメント
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