先日、元大工のゴローさんがわがガーデンで収穫した柿で干柿を作ってわざわざもってきてくれました。
柿の実がたくさんなっても、ただ、たくさんなっているなあ、君たち少し(いい気に、あるいはいい木に)なりすぎじゃないなどと感心しているしか能がなき怠け者のGGIにとりましては、まことにありがたきことです
紐でつるした柿を十ほどもってきてくれたのですが、半分は「これ、うまそうやなあ」と欲しそうな顔をしていた知人に進呈しました
寒いところに吊るしておいたほうがいいとされているのですが、わが近代化しました新八重葎庵、残念ながら軒下はつるすことができるような構造になっておりませぬ。それでは庵内の温度が低いところがよかろうと、洗面所の隅っこに吊るしておきました。
なかなか干柿らしい、いい色になってきたのですが、干し柿って果たしていつごろが食べごろなのでありませうか
GGIはなんとなく、柿に含まれている糖分が表面に白い粉となって吹き出てきたころが食べごろではないかと思っているのですが、白い粉が表面に吹き出るにはかなり低温になることが必用であり、近頃は温暖化のせいか、当地ではそのような状態にはなかなか至らないようであります
そこで食べごろはいつごろなのかなあとネットさんに教えてもらいましたら、吊るし始めてから2週間もすればいいんじゃないとか、いや少なくとも一カ月は必要でせうとか、答はまちまち、結局は食べたくなったときに食べればいいのだという結論に達しました。
このようなことを書きますと、「GGIよ、なにをとぼけたこと言っているのや、情けないなあ、ためしに一つ食べてみてうまかったら食べごろやないか、自分で決めたらええのや、それをネットさんがどうのこうのなど、あんたには主体性というものがないのか、腹が減っていたらなんでも食べごろやないか、飽食時代で精神がたるんでいるのとちゃうか、アメリカさんがお情けで恵んでくれた余剰農産物やまず~い脱脂粉乳でも文句言わずに飲んだ、敗戦後の食糧難の時代を忘れるな!このたわけ!」とおしかりの言葉がとんできそうであります
まことにおっしゃる通りであります、「主体性」などというムズカシイ言葉を久しぶりに耳にいたしました。
なお、脱脂粉乳についての我が思い出を4月16日の日記に書いておりますので、年末でもお暇な方は以下のサイトをよろしければご覧くださいませhttp://blog.goo.ne.jp/ugugggi/d/20160419
今日の写真は食べごろ到来と思われるゴローさんが作ってくれた干柿であります。クリックしてご覧になり、果たして食べごろかどうか、判定してくださいませ
グッドナイト・グッドラック!