昨夕、西武さんのとなりのマックスバリュさんで買い物を済ませ、曇り空を見上げておりましたら、一条の光が射して、白い雲が姿をあらわし、彼方に青空が顔をのぞかせておりました
今日の写真はこの夕空を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ
GGI、何となくあの青空のあたりに神さまがいらっしゃるような気がして、脳内テレパシー電話で久しぶりに神さまに電話してみました
「もしもし、神さまですか、ひょっとしたら神さま、いまこのあたりにいらっしゃるのでありませんか?」
「誰かと思ったらGGIか、ずいぶんご無沙汰だな、私はたしかにいま湖国の上空あたりを浮遊しているのだが、何か用かね」
「神さま、いまクリスマスなんかの準備でお忙しいのですか?」
「いや、クリスマスは私ではなく他の神さまたちの担当だ」
「じゃあ、神さまはおひまなんですか?」
「いや、私はこれから忙しくなるんだ、年度末決算の準備で頭を痛めている最中なのだ」
「なせ頭を痛めていらっしゃるのですか」
「それがなあ、GGIよ、まあ聞いてくれ。これが真に愚かなというか恥ずかしき話なのだ」
「いったいどうされたのですか、神さま」
「あのなあ、あのアベノミクスや日銀総裁などに騙されて、神さまたちの年金基金を株式なんかに投資したら大損、大赤字、みんなに、大切な年金基金を株に投資するなんて邪道もいいところだと叱られているのだ」
「それは大変ですね、株価には神の見えざる手は働かなかったと言うわけですね!」
【神の見えざる手なんていうのはあのほら吹きアダム・スミスの放言にすぎん、もともと見えざる手なんて存在していないのだ」
「では、要するに、年金基金で株を買って株価を支えるというアベ坊やの陰謀に神さまたちがひっかかってしまったというわけですね。神さまにしては思慮が足りませんでしたね。でも、これからはトランプ・バブルで一儲けできるかもしれませんよ」
「でもなあ、株なんていうのはもともとギャンブルみたいなものだから、このままそんなことを続けていたら、神さまたちはギャンブル依存症ということになってしまうではないか・・・」
「じゃあ、これからどうされるのですか?」
「まあ、私たち神さまが人間のまねして経済成長命!などと思い込んでいたのがこのたびの失敗の原因だ。あのムヒカさんを見習って、私たち神さまはもっともっと質素に賢く暮らすべきだという決議を今年度の神さま総会で提案しようかと思っているところだが、みんな賛成してくれるかどうか・・・」
このとき電波の状態が急に悪くなり、神さまの声は聞こえなくなりました。
彼方の空に目をやますと、さきほど姿を見せていた青空はあとかたもなく消え去っていました。
GGIは「神は死んだ」とつぶやいて帰途につきました。
グッドナイト・グッドラック!