透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

グループフォーム

2006-12-13 | A 読書日記



『現代建築の軌跡』川向正人/鹿島出版会 のサブタイトルは「建築と都市をつなぐ思想と手法」です。2002年から2004年にかけて開催された公開対談をまとめたものです。川向さんの対談の相手は上の写真で分かる15人の建築家達でした。

過日、安藤さん設計の「表参道ヒルズ」が都市との関係を断ち切った自己完結的な建築だと書きました。内部にショッピングストリートをスパイラル状に詰め込んだ建築だとも書きました。

ところで表参道から程近い青山に「スパイラル」という名前の建築があります。設計したのは槇文彦さん。

その槇さんとの対談もこの本に収録されています。建築と都市との関係を考える上で大変興味深い内容です。そのことについて書こうと思います・・・。
タイトルはグループフォーム(群造形)、福祉施設のグループホームとは違います。

今回はその予告、次回書くことにします。


○『空間の詩学』ガストン・バシュラールは、現在ちくま学芸文庫に収められています。


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