透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

1180 諏訪郡原村の火の見櫓

2019-05-05 | A 火の見櫓っておもしろい


1180 諏訪郡原村中新田 3脚3無型

 総高(屋根頂部までの高さ)6mくらいだろうか。このくらいの高さの場合には火の見梯子とか、櫓の簡略型のことも少なくない。この火の見櫓は平面が3角形で、ひとつの構面を梯子にしている。このタイプはもう少し高い火の見櫓にも見られる(過去ログ)。



勾配のきつい屋根のてっぺんには飾り付きの避雷針があり、蕨手もある。これらは必須のアイテムというわけではないが、あればうれしい。この小型の火の見櫓によくぞ付けてくれた、と拍手したい。半鐘には切妻の小屋根が付けられ、さらに梯子には手すりを付けている。このタイプで手すり付きというのは少ないと思う。

この火の見櫓は生垣の中に立っている。私有地を火の見櫓のために提供していることに拍手。



 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。