透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

春の祭典 火の見櫓と神輿

2024-05-06 | A あれこれ

 産土神をお祀りする神社のお祭りが2019年以来、5年ぶりに行われました。お祭りは5つの地区の持ち回りで行われます。今年、お祭りの当番は私が暮らす地区でした。

4日の早朝から神社境内に集合。参加者は45名程。70世帯に満たない小さな地区で、高齢者世帯も少なくないことから、参加者は多かったと言えます。全員で境内の掃除を行った後、五つ灯籠の飾付け、のぼり旗揚げ、手作り神輿の化粧直し等の作業を分担して行いました。作業は手際よく進められ、予定通り午前中に終了。神輿は50年近く前に、当時活動していた青年団の人たちの手によってつくられたものです。


境内の杉の大木が神社の長い歴史を物語っています。  




昨日(5日)朝8時、神輿が神社を出発し、一筆書きのように地区内を一巡しました。神輿を担ぐのは若手です。途中、予め決めてあった場所、数か所で休憩。そこで飲んで、食べて・・・。家の前の道路に出て待っていた方々からご祝儀をいただきます。で、その家の前でお礼のわっしょい!  わっしょい! 神輿を数回高く掲げるようにします。小型の神輿ではよく行われる動作でしょう。




地区内を一巡して神社に戻ったのは午後1時前でした。途中で時間調整をしているので予定通りでした。スマホで歩数を確認すると、約12,000歩。8km位歩いたことになります。

奉納相撲の実施は見送られていましたが、若者、いや中年か、が何人か上半身裸になって始めました。すばらしい(感激して写真を何枚も撮りましたがプライバシーに配慮して掲載しません)。

午後1時。拝殿の前に整列して、拝殿内で行われる神事を見守ります。神職と総代に合わせて二礼二拍手一礼。神事終了後、片付けをして解散。午後3時過ぎから集落内の集会所で直会、宴会。日本酒やビールを勧め、勧められて久しぶりの痛飲。気が付けば5時半過ぎです。4月29日にも地区のお祭りで飲みましたが(過去ログ)、時々宴会であれこれ話して地区の人たちと親睦を図るのも好いことだと思います。

2日間とも天候に恵まれて一連の行事が滞りなく終了しました。自然に適材適所な役割分担になって、お祭りがきっちり出来るのは地域のコミュニティが健全であることの証でしょう。 


 


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