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■ Aさんから火の見櫓の画像データを送ってもらった。所在地を示す地図のデータも添付されていて、それによると信州新町日原西、日原郵便局の近く。
シンプルな火の見櫓でユニークな姿・形をしている。細い鋼管(だと思う)の3本の柱を同材の横架材よって最下段、中間、見張り台の床の位置で繋いでいる。見張り台までの高さを梯子段の数と間隔などからおよそ4mと見た。
柱と横架材から成る3つの構面の内の1面は梯子、残りの2面はブレースを入れないで、替わりに3角形の補強プレートで接合部の変形を拘束している(という理解でいいのかな・・・)。火の見櫓でこの補強法を見るのはたぶん初めて。
簡易な見張り台の手すりはリング式ターンバックル付ブレースを模したデザイン。奥の柱1本だけ上に伸ばして、その先端に小屋根付きの半鐘が下げてある。その位置は右利き仕様。
こんな火の見櫓があるなんて・・・。やはりデザインは多様だ。
脚部に何気なく置いてある「木槌」(?)が何とも・・・(笑)
まだまだおもしろい火の見櫓はたくさんありそうですね。
記事ではもじもじさん、Aさん×2 を書き分けますので
文脈から誰のことか判断願います、って分かりますよね。