透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

新聞記事の記録 追記

2024-03-22 | A 火の見櫓っておもしろい


 上伊那郡辰野町小野に立っている「旧小野村下町火の見櫓」を旧小澤家住宅(油屋)主屋と表門と共に国登録有形文化財にするよう今月(3月)15日、国の文化審議会が文部科学大臣に答申したことが16日付の新聞各紙で報じられた。

私はこの件で地元のたつの新聞からも取材を受けていた。今日(22日)、記事が掲載されている16日付 たつの新聞が郵送されてきた。電話取材だったが、この火の見櫓についての私の説明などがきっちり書かれている。

**平林さんによると鉄骨造の火の見やぐらの登録は5件とわずか。地域のランドマークである下町の火の見やぐらが県内第1号として登録されると「住民からの認識が変わる」とし、「ほかの市町村でも主だった火の見やぐらを撤去せずに残す動きが出てくれば」と期待を込める。** 記事はこの様に結ばれている。そう、この様に私は願っている。

一方で同日、16日に「市民タイムス」には「火の見やぐら 撤去進む」という見出しの記事が掲載された。塩尻市が老朽化した火の見やぐら(新聞記事では火の見やぐらと表記されることが多い)の撤去を少しずつ進めている、という内容で**消防団各部で必要とする20基を残して順次解体していく方針だ。**と記事のリード文の結びにある。これが各自治体の対応の現状だ。このような状況にあって、小野の火の見櫓が登録有形文化財になるということは意義深く、大変うれしい。

登録有形文化財に登録されている火の見櫓(過去ログ

火の見櫓に関する取材を受けた新聞記事の記録

① 2012年  9月18日 タウン情報(現MGプレス):魅せられた2人の建築士が紹介  火の見やぐら
② 2014年  4月18日 信濃毎日新聞:われら「火の見ヤグラー」
③ 2019年  5月26日 中日新聞:奥深い魅力のとりこに 県内外の火の見やぐら巡り ブログで紹介
④ 2019年10月21日 MGプレス:「火の見ヤグラー」魅力まとめて本に
⑤ 2019年11月 * 旬 Syun! :魅せられた“火の見ヤグラー” の本刊行      (* 月1回発行)
⑥ 2019年11月16日 市民タイムス:火の見櫓の魅力1冊に
⑦ 2020年  8月13日 市民タイムス:スケッチ「火の見櫓のある風景」(市民の広場 私の作品)
⑧ 2020年  8月23日 中日新聞:合理性追求 構造美しく 
⑨ 2022年  4月21日 日本経済新聞:火の見櫓  孤高の姿撮る(文化面)
⑩ 2022年  8月10日 たつの新聞:地域の「火の見」の魅力学ぶ
⑪ 2023年12月24日 中日新聞:しなのQ&A 火の見櫓 役目終え無用の長物? 地域史の生き証人 保存、活用の事例も
⑫ 2024年  3月16日 読売新聞:辰野の火の見櫓 国文化財に 文化審答申 地域のランドマーク(長野県版)
⑬ 2024年  3月16日 たつの新聞:小野の建造物3件 国登録有形文化財に 国の文化審議会が答申


 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。