1292 上伊那郡辰野町伊那富 3無66型 撮影日2021.06.20
■ 辰野町の山際にある伊那富の神戸という集落に入り込んでこの火の見櫓と出合った。蔵があることから古くからある集落だと分かる。古い集落では火の見櫓との遭遇確率が高い。スケッチしたくなるような風景だ。
スピーカーもサイレンも設置されておらず、スッキリしている。梯子に「火の用心」と書かれた板が設置されている。使われなくなって久しいのだろう。
外付け梯子を納めるために見張り台の床を欠き込んであり、手すりも返してある。このように控えを取らないと端部が固定できず揺れてしまうからだろう。
写真を見て気がついたが、後方の蔵には樹脂製波板の妻垂れが設置されている。