黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

メディア芸術祭オフ一回目

2006年02月26日 00時52分00秒 | オフ
2月26日分。

 二週に渡って敢行されるメディア芸術祭オフの一回目、なのだが、既に昨日の時点で私は東方と同人CDを買いに行く「ついで」に稲月様と共に下見に行っているから、出没するのは早くも二度目になる。これで来週末も出てくるのだから、三回ですかそうですか。三度も行って一体何を見るんだ私。まあ、今年は今ひとつの不作っぽいので、オフとして集まることそれ自体の方に比重が移りそうではあるのだが。
 ともあれ、一回目。メンバーは煮込まれる苦労猫・稲月様、最強ねーちゃん・月季様、傍観者のねーちゃん・一ノ瀬様、狐面・千冬様、哀れなる非常食・りお様、それから真っ黒弾幕廃人なる自分を加えての六名。下手すると二回目は人数が二桁というなかなか恐ろしいことになりそうだが、今日に関しては全員ハタチ以上のアダルト面子。放っておいても別に問題のない連中なので、主催者と保護者は楽。保護者に至っては、ぐつぐつにゃーにゃーひゃんひゃーぐつぐつとしか言っていない。
 前日に東方の新作を引っ張り込んできたのがまず運の尽きで、そもそも寝たのが午前二時半。何もなければ朝までやっていたんだから、これでも私としては「ちょっと」である。レベル5までごりごり進めていたのはご愛敬。パチュリーえぐいよ、えぐいよパチュリー。でも、ルーミーとかパチェとか中国の新しいドット絵が見られて良かった。それはさておき、そんな時間に寝ておいて、社会人の悲しい癖か、起きたらまず六時。いつもの時間帯かよ、と二度寝してみたら、次に起きたのが八時ジャスト。もういいやと起き出して、また東方を小一時間ほど。朝飯を叩き込んで着替えて御出陣。これで電車死んだら笑うしかないな~とか思っていたら、何事もなく恵比寿到着。
 十一時の十五分前くらいと思ったが、先に到着していたのは稲月様と月季様。まあ順当な所かねと思いつつ合流し、恒例として月季様の頭を撫でてみる。ほぼ今日は一日中隙あらばでやらかしていたが、称して曰く「とげ抜き地蔵」。とげ抜き地蔵なのに何で頭ばっかり撫でるねんって、そりゃあーた、私の頭が悪いからに決まってる。ただ、如何に御利益てきめんのとげ抜き地蔵の頭を撫でてみても、この腐った脳みそは直しようが無いような気もしている。気が付かないフリはしているが。そういやまだ一ノ瀬様が来てないなぁ珍しいなぁと思っていたら、ご本人到着。噂をすればハ……違う、影。とげ抜き地蔵その二ということで撫でてみる。
 更に数分してから千冬様到着。出会い頭に五円チョコを配るな。そして束で買ってくるな。しかも四束も買ってくるな。ついでにそれを束ごと配るな……。と、そのチョコの配布が行われている脇で、こちらはまだ約一匹到着していない非常食からメールが届いていないかどうか、確認を始めるのであった。まだメール無し。しかし時間は過ぎていく。五、四、三、二、一、ゼロ。さあ、死刑の時間だ。ということで、遅刻確定。そう言えば、昨日の下見中にメールが来て、先に聖地巡礼して池袋寄って恵比寿くる~とか言っていたが、馬鹿野郎と言って止めた記憶がある。池袋だけ回って来る筈だが、まあ予想通り遅刻。
 なお、去年も全く同じようにして遅れてきたこの一匹。期待に漏れないこのパターンはもはや鉄壁か。もうしばらくして、ぽつんと私の一言、「置いていって良いかしらん」。とか言っていたら、メール着信。集合場所がワカラン、どこ~? という内容に取り敢えずお約束として転けつつ、東口じゃぼけ~と送り返す。どうやら反対側の出口へ出ていたらしい。去年も似たようなもんで、出口どっち~とメールが飛んできて東口じゃ馬鹿もんと送り返したような気がする。これまた鉄壁。ひゃんひゃ~ひゃんひゃ~と出迎える。
 ようよう全員揃ったな~と恵比寿ガーデンプレイス方向へ移動を開始しつつ、後ろで五円チョコの束をこれまた押し付けられているりお様を尻目に、さっさと歩き出すのであった。

 人数が人数なので、先に飯の場所を確保してしまうかという話になり、メディア芸術祭へ行く前にマクドナルドで席を制圧する一同。微妙に隣の席を取っていた人を追いやってしまったような気がする。ちょっと申し訳なかった。りお様がマックで普段バイトしてるからいやや~という感じではあったが、まあ他にこの人数を収容できて多少騒げる所というのも思い当たらないので、無視。エビフィレオを頼んで囓っていたら、ふと、目の前に座っている月季様が同じもの食っているのに気が付いてみる。何で同じもん食ってますかあーた。思考展開とネタが似ているだけでは飽き足らないのだろうか……。と言うか、似ていると打とうとして何度も「煮ている」と変換されるのはどうにかならんか。
 配置的に、何故か迂闊にも真ん中に座ってしまって集中砲火を浴びる非常食とか、会話の端々に混じる猫という単語に反応してしまう煮込まれる人とか、取り敢えずいじり倒すのに苦労することもなく、昼飯が過ぎていく。途中、猫・煮るの類の単語に反応して、稲月様が席を立って直接攻撃しにくるという一幕も発生。月季様の曰く、「性格変わったんじゃな~い?」だそうだが、さてそんなになった元凶は誰だろう、誰かしら、誰でしょう。私じゃないなぁ、イカンよそんなことしちゃ、ねえお月見のねーちゃん。追伸。誰かというか主に私が「ぐつぐつ……」と呟くと、誰かがというか主に月季様が「にゃーにゃー♪」と追加を加えるこの常習コンボは恐ろしい。
 昼食中、月季様より静岡茶なお菓子を頂戴するも、そのついでに出てきた「静岡おでん缶」という色物は何とかならんのか~。まあ、さすがに恵比寿で開ける気にはならなかったので、しばらく忘れられていたが。後になって、ポケットに入れっぱなしだとポケットもげそうという豪快な理由で何故か私の所に回ってきていたりする。なお、貰っておいて私もすっかりと忘れていたので、寮に戻ってきてからその存在を思い出した。しまった、ネタとして食うのを忘れていた、と。多分、明日の朝飯にでもなると思われる。味がど~だったかは、まあ明日のブログに回るだろう。
 しかしまあ、早めに移動すれば、何とか二桁でもマックに押し込めないことは無さそうではある。ただ、か~なり迷惑であろうなぁとは思う訳だが。五日当日に晴れて気温が上がってくれれば外で食うという手が使えるが、そうもいかないような気もする。何せ、某所の面子は行いの悪いのばっかりだから。と言うか、二日とも参加する三人の面子がそもそもどいつもこいつもろくでもないから、大方神様がそっぽを向いて槍を降らせてきそうな気もしないではない。異論反論オブジェクションは受け付けませんので悪しからずというか最初から聞く耳は持たんわ。今日にしても、集まった面子が黒々しすぎてお天道様が引き籠もってしまったではないか。
 まあそんな他愛のないことを言いつつ、一行はメディア芸術祭本編へ入っていくのであった。完。ここで終わってどうする。

 メディア芸術祭本体に入ってみるも、まず入り口で傘を預ける際にアホ数名。まず、こっそりとだが、私自身、傘のロックの仕方を一回間違えた。鍵回すのかと思ったら、そのまま上に抜くだけなのね……。とそれを押し隠して平然と傘を預けてみると、その脇で腕を挟まれている狐面の子発見。こんなところに真実の口があったのか。うそつき~、うそつきぃ~。そして、まあ全員終わったかなと思ってふと数えてみたら、猫鍋狐に傍観お月見黒い人……おや、一匹足りない。後ろの方で、まだ傘のロックに引っかかっている一匹を発見。どうやら私と全く同じことを長時間延々と悩んでいたようなので、回さんと引っこ抜いて渡してやる。普通、ああいう構造なら、確かに鍵回したくなるよなぁ。
 メディア芸術祭の展示を見て回る。んが、みんなして引っかかっている先は、任天堂DSの、あののーみそとれーにんぐゲームであった。そこだけでみんなして一時間以上潰していたんじゃあるまいかと思うのだが。そこから外れた場所に目を転じると、非常食が画面が小さいと文句を言いつつゲームボーイミクロでドクターマリオをやっている。後で肩こった~とか抜かしていたのに苦笑いしてみる。そりゃ、あの小さいのでちまちまやっていたら肩もこるだろうに。また視線を転じると、稲月様がスネークに扮して潜入捜査に没入しているのを発見。ずんちゃ。途中、ぼんやりしていたら、千冬様に引きずられてとある展示物の所へ連行される。好きに画像を描けるソフトなりのようだったが、モニターを見ると、ぐつぐつにゃーにゃーと猫が煮込まれている画像が描き込まれている。しばらく見かけなくなったと思ったら、そんな所にいたらしい。
 エンターテイメント部門の映像上映が脇で行われていたので、数人引っ張ってきて、昨日の下見で笑ったやつのタイミングでだけ紹介してみる。更にアート部門のフロアへ移動、見学、そして出てきたら手近で空いていたソファーを六人で占領してぐったり。そこで割と長い間ぐったりしていたが、そのまま根を張って眠くなる~と申す人が数名いたので、移動。ぼつぼつアニメーション短編部門を、大画面では無いがまあ中程度の画面で上映するタイミングではあったので、丁度良いと言えば丁度宜しい。既に昨日の時点で私と稲月様は全て見ていたが、私自身は手近の床にべっちゃり座って二度目。稲月様は受賞作品の漫画を延々読んでいたらしい。中身に関する論評は、昨日の報告で既にあげたので割愛。
 短編アニメーションを見終わった時点で午後四時半。まあこんなもんだろうということで、地下一階の展示を見てから撤収。しかし、外国作品の展示かと思っていたら、なにやらデジタルデバイス部門の展示だったらしい。とすると、何と記憶違いをしたんだろう。四階の展示だろうか。まあ、その後の移動中にも、ぐつぐつにゃーにゃーとかひゃんひゃーとかとげ抜き地蔵とか無駄話が飛び交ったりはしたものの、あまり今日に見た展示の話はほとんど出なかった。この状況だけで、まあ大体のメディア芸術祭に対する評価は見えるんじゃあるまいかと思うのだがどーか。

 芸術祭から撤退して、新宿へ移動。外へ出てみたら、何でか雨が一気に強くなっている状況が判明。なるべく地下通路を伝って地上へ出ないようにはしたものの、どしゃどしゃと良く降ることで。と言うか、私らは普通に大きな傘を持っていたからともかく、一ノ瀬様だけ折りたたみ傘だったような気がする。後で風邪でも引かなきゃ良いのだが、と。まあともかくも駆け込むように紀伊国屋本店へ遁走、本を見て回る。が、私自身は敢えて一冊も買わず。今買ってもな~というのもあったし、ついでに何故かカバンが重たく感じられたから。何故だろうとしばらく首を捻っていたのだが、寮に戻ってから気が付いた。冒頭で書いてあるが、おでん缶の分の重量だよ……。
 本館では大体は月季様の後ろで背後霊やって取り憑きつつ、時間を潰してみる。で、別館コミックスフロアへ抜けようと思ったら、雨が止んでいる罠。通り雨だったのか。別館でも再び月季様の背後霊しつつ、たまに他の誰かの所へ行ってまたしても背後霊。自分の分はどうしたのかって? 昨日に二冊買って、後今月に出そうなものの情報は既に一通り揃ってしまったから、改めて見る物が無かっただけだ。
 六時を過ぎた頃合いで、一ノ瀬様が早めに離脱するしな~と晩飯の時間を早めに取ることを考える。ついでに、昼がマックだったので足りなかったやつもここに一人。インフルから抜けて以来、燃費が悪くなっているのだが何故だろう。東口の紀伊国屋から西口のサイゼリアまで、ぐるっと反対まで回って歩いてみる。雨が止んでいるから出来る手ではあるなぁと思いつつ、行ってみればやっぱり込んでいて店の外まで列が出来ている罠。早めのタイミングだったから大丈夫かと思ったのだが、甘かったらしい。どうしたもんかと見回してみて、「ねぎし」が目に入る。コストが上がるので普段のオフではまず使わないのだが、面子が今回はアダルトばかりだから良いかと入ってみる。そして、都合良く六人分席が空いている罠。そして、何故か全員でシチューを頼む罠。誰だ、最初にシチューにしようとか言ったの。ついつい、全員シチューという強引なネタをやってしまったじゃないか。
 食事後は後は一気に割愛、一ノ瀬様を送り出して、月季様を送り出して、非常食の用件を済ませて解散。解散は九時前。帰ってきたら十時過ぎ、風呂に入って十時半、東方をやって十一時、そしてオフレポを叩いていたら日付が変わって一時前……何、一時前? 明日仕事やっちゅーねん。今日も東方で寝不足やっちゅーねん。うは、テラヤバス。ついでにそろそろ気分悪くなってきて二重にテラヤバス。そういや、二日連続稼働だったのを忘れていたじゃまいか。前よりもどうやら、基礎体力は高くなっているのか、単に要領よく体力を振るようになったのか知らんが、油断してると疲れてる感覚が少なかったりする。で、今のように限界超過すると死ぬ♪ ヤレヤレ……。

〈本日の戦果〉
・頭撫で撫での回数:もう忘れた
・ぐつにゃーの回数:記憶に御座いません
・ひゃんひゃーの回数:秘書がやったことです
・このレポの文字数:五千文字超えました

それでは。