黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

グーグル訴訟

2006年02月23日 21時34分10秒 | Weblog
2月23日分。

 会社でよく、お茶を飲む。茶葉から淹れるのもちょっと面倒なので、粉茶だが。味があんまりしないじゃんとか言われそうだが、個人的には煎茶の苦味があまり好きでもないので、味のあまりない粉茶の方が楽だったりする。一番の好みは玄米茶なのだが、さすがにそんなもんは会社においてないので、粉茶にしている。どっちにしても、苦味の少ないお茶ではあるが。一応、寮の自室には玄米茶が置いてあったりする訳だが。
 休日、放っておくとあまり水分を取らなくなるという悪癖があるなぁと、ふと最近に気が付いた。二リットルくらい水分を取ると良いらしいのだが、でかいペットボトル一本分かよと思うとちょっとゲンナリしてきそうだ。下手をすると、食事以外の水分は500ミリリットルに届いていない日もあるんじゃないかと思ったりする。そんな状況だから、会社の飲み物はまあタダだし、なるべくカップが空にならないようにはしている。
 ただ、こうやって会社でかぱかぱ飲んでいると、やたらと回転が速くなって困る。体質的に多分膀胱が小さいのだろうし、ついでに加えて普段にあまり水分をとらないから、少しでも水気が入るとすぐ回転してしまう。オフなんぞで私とどっかしら店に入った人なら、まあ多分分かると思うのだが。割としょっちゅう手洗いに行くはめになる。これで困るのが長時間の移動、特に車。だもんで、車での移動中は、あまり水気を取らないようにしていたりする。でないとなかなか悲惨だからだが……うへぇ。
 まあ回転を上げるのは、身体にとっては良いことではある。元々、煙草も吸わないし、お酒も飲まないから、これで食生活方面をまともにしてやればかなりの健康体になる、筈なのだが。そいつがどうもいまいち、ねぇ。とまあそんな訳で、気休め程度に、水分だけは会社にいる間くらいは取ろうじゃないかと、かぱかぱお茶を飲み続けるのであった。単に、時期的に仕事が少ないんで暇だ、という鋭い指摘も無いではないが。

 ニュースを探していたら、なかなか興味深い話が見つかってきたので、載せてみる。「米司法当局は、訴訟で合憲性を問われているオンラインポルノ規制法を弁護すべく準備を進めているが、このほどGoogle、Microsoft、Yahoo、America Onlineの4社に対し、数百万件に及ぶ検索記録の開示を求めた。しかし、Googleはこの要求を頑なに拒否している」という。追加抜粋すれば「司法当局はGoogleに対し、同社の検索エンジンからアクセス可能なインターネットアドレスのうち、100万件の無作為抽出サンプルと、1週間の間にGoogleの検索エンジンで入力されたクエリのランダムサンプル100万語を提出するよう求めている」という。
 問題になるのは、ニュース記事から見る範囲では、要は子供がネットを通じてポルノ画像などを見てしまうのは教育上宜しくない、そしてポルノ画像閲覧を許してしまうのはグーグルなどの検索サイトで画像が検索に引っかかってくるからだ、ということだと思われる。1998年制定の児童オンライン保護法(Child Online Protection Act:COPA)というものがあり、「児童オンライン保護法は、「未成年に有害な」無料オンラインコンテンツを掲載することを犯罪行為と規定し、1日あたり最高5万ドルの罰金および最長6か月の禁固刑を定め、1998年に議会を通過した。以来、合憲か違憲か論争が続いている」という所があって、それもあってもめているらしい。
 グーグル以外の三社、Microsoft、Yahoo、AOLは要求に従ったようで、ごねているのはグーグルだけということらしい。グーグル側は業務機密を明かすことになるし、ユーザーのプライバシーの侵害になると言って譲らないし、検察は検察でグーグルの態度は傲慢だと言って非難している。グーグルが渋っているもう一つの理由として、「政府側の弁護士がこの情報をFBIと共有し、「マリファナの栽培法」や「DIRECTVのハッキング」などの用語を入力したユーザーを刑事訴追するために利用する可能性を挙げた」ということもあるようだ。つまりは、今米国では国民の電話をテロ対策と称して盗聴していたことが問題にされているが、同じように用いられるのではないか、という懸念があるのだろう。何か抜粋ばかりで申し訳ないが。
 で、状況の進展に伴って出てきた話が、参照先のその2の方でアドレスを載せた記事である。「インターネットユーザーの検索語はプライバシー関連の法律によって保護されており、従って司法省の召喚状の開示要求を拒否できることをGoogleがカリフォルニア州の裁判所に認めさせることに成功すれば、将来の犯罪捜査において警察がそのような記録の開示を要求するのはより一層困難になるだろうと、複数の法律の専門家が指摘している」、と。またしても抜粋で申し訳ない。1986年に制定された電気通信プライバシー法というものを根拠に、グーグルはユーザーが入力した検索語は法的保護の対象となると主張している。状況がひっくり返る可能性もある、という訳だ。
 検索データの提出に関しては、どっちにしても問題は出てくることになるだろう。提出せよとの判決が出れば、プライバシーの侵害が公然と認められることになりかねない。提出しないということになると、犯罪捜査の効率が落ちる、らしい。結局は、あまり明確に判決を出さず、和解で手打ちになるのかも知れんなぁと思うのだが。しかしまあ、既にグーグル以外の三社は提出しているし、この内でヤフーは個人を特定されるような情報は開示していないと言っている。実際問題、Googleで「neck(首)」「snap(折る)」「break(折る)」「hold(抑える)」という単語を検索していたことが有罪判決の理由の1つとなったこともあるという。さてはてどうなることか、結果が出るまでしばし待ち、である。
(ネタ元:http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20094885,00.htm)
(参照先1:http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20096801,00.htm)
(参照先2:http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20097031,00.htm)

 何となく時事ネタを、短めにもう一つ。永田町の一幕、ライブドアから武部幹事長次男への送金疑惑に絡んで、メールを持ち出してきた民主党永田議員が議員辞職の意向を示した。メールの真偽が疑わしいとしてまずそこから立証しろという自民党と、カネの実際の動きを調べさせろという民主党とで延々泥縄していると思ったら、案外あっさり、当のメールを持ち出してきた張本人が遁走を決め込んでしまうというオチになった。何だ、もう少し粘れば良かったものを。とは言え、これで実際にカネの動きが無かったとすれば、名誉毀損で逆にぶちあげを食らいかねないということか。ただまあ、これだけ疑惑として持ち上がってきた以上、実際にカネの動きは調べるべきと思うのだが、さてはて。
 お陰で見事に、民主党はうそつきだ民主党は腰抜けだという抗議の電話がひっきりなしだそうだが、ブラフを仕掛けるにしても、もうちょい上手くやらんかいと思う。これで本当にカネの動きに怪しいところがあれば、それこそ数でも劣勢の民主には絶好の機会になるというのに。ブラフとしたら出来が悪すぎるし、真実であったなら民主の詰めの甘さが目立ちすぎる。どっちにしても、あまり宜しい印象にならないのは確かだろう。民主党執行部の責任問題も騒がれ始めているし、まあ、お粗末の一言である。もうちょっと往生際悪く、理論武装なりできなかったものかと思う。上のグーグルくらい、ひたすらごねて粘ってみても良かったんじゃあるまいか。自民が上手と言うよりは、今回は民主の自滅だろう。
 民主、結局ま~た分裂して元通りになるんじゃあるまいなぁ……。
(ネタ元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060223-00000005-yom-pol)

 更にもう一つ。まあ、これは記事のアドレスを貼るだけにしておくが。感想、まぢかいな。以上。
(ネタ元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060223-00000130-mailo-l12)

読み:漫画『シグルイ』一巻
買い:なし
途中:文庫『ザ・風俗嬢』
文庫累積読破:文庫12冊、コミックス1冊、その他1冊
累積購入:15冊

それでは。

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