黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

シュートザムーン

2006年02月04日 21時11分39秒 | Weblog
2月4日分。

 別に、タイトルに意味は無い。実家短期帰省を切り上げてさっさと帰ってきたので、妖々夢やってレザマリハードで六億六千万でクリアしてみたとかいうだけの話。最近になって、紅魔境のエンディング曲と、妖々夢のエンディング曲とのアレンジが、どっかの九分にわたる連続再生どぶウサラヤなアレンジ曲に入っていたのに気が付いたりする。妖々夢のやつに至っては、気が付いたのが昨日だったりするのだが。よくまあ、気が付かなかったものである。大体エンディングはスキップしてしまうからだが。
 まあそれはともかく、くそ寒い中を昨夜に終電を気にしながら実家へ戻り、終電間にあったな~と思っていたら、何げに母親と同じ電車に乗っていたことが判明してみたりと何だかしょうもない状況もありつつ。帰省の頻度がやたらと低いなとは思うのだが、あんまり近いのでかえって面倒になる。で、実家に一晩だけ戻って、飯をかっぱらって帰ってくるという訳のワカランことをしてしまった。親族チョコを土産にひっさげつつ、今はそれをぼりぼり囓りながらブログを叩いている訳だが。
 あんまり間食をしなくなったので、結構珍しい。ぼりぼり。太りそうだ……とか一瞬思ったが、私の場合はむしろ体重が落ちる方を気にしないとイカンのだから、気にする所が違うかも知れない。昼飯も何のかんので鉄板焼きのステーキだったから、普段に比べると非常にカロリーが高かった筈だが。これで明日は飯抜きでも大丈夫~とか言って、本当にやりそうなのが問題か。腹は減るので、一食は食うはずだが。これをやるから、体重が落ちるんだよなぁと理解はしつつ……と。

 アイザック・アシモフの科学エッセイの、二冊目に手を出している。何げにかなりの冊数が出ているようなので、しばらくはこれを相手にしているような気がする。取り敢えず一冊読むにも三日四日かかるので、これを連打で読んでいると、レビューが増えないということに気が付いてみたり。と言う訳で、今月は伸びが鈍るかも知れないが、請うご容赦。
 と言いつつ、金曜の帰りに中古で別の本を二冊買っていたりはする。何故か『サラブレッドの科学』とか色物を買っているのは、何となく見かけたから。ブックオフの五十円割引レシートを貰っておいて忘れていたので、二冊買っても百六十円。何か間違っているような気もする。本に限らないが、物の価値ってのは一体、本来どの程度のものだったんだろうなぁとか思ったり。何げに、この先は深夜になってから書き足しているので、日付変更前に打った分では、もうここで飽きたので日記切れてた筈。ごくごく稀に、こうやって後から書き足してることもあるのよ。珍しいパターンではあるけれど、と。
 ともあれ。昔は、本というのは凄く貴重な物だった。そもそも紙があんまり無いし、紙があっても印刷技術が無かった。グーテンベルクの印刷機が出来たことで、42行聖書なんて呼ばれた聖書が一般にも普及し始めた。元々は聖書は聖職者しか読まない物であって、今現在では広く普及している聖書も、最初はごくごく一部の人間しか読まない物だったということ。印刷技術が無かった頃は自筆で書くしか無かったのだから、本は大量生産の効かない単発物。写本はあったにせよ、時間もかかるし手間もかかる。そうそう数は無かっただろう。
 今では、紙もインクも印刷技術も存分にあるから、本はたくさん普及している。本の中身の出てき方も、『生協の白石さん』のように、本人のあんまし関わらない所から何時のまにやら本にまでなっちゃった、なんてことまで出てくるようになった。ちなみに、事情を知らない人のためにざっと解説してみるが。『生協の白石さん』という本は、某大学の大学生協職員の白石さんが、生協に寄せられる学生からの要望カードへの返信を書いて掲示していたものが大元。この回答がちょっと面白かったので、誰かがブログにこんな回答があったぞ~的に載せていたら、どっかのプロダクションだか何かの目に止まったらしい。そして、気が付いたらそこから本になってしまった。白石さん自身は、要望カードへの回答を書いていただけという訳だ。こんなことも、無いでは無い。
 ただ、たくさん本が普及するようになると、結果として一冊一冊の価値は相対的に見たらどんどんと減じていくことになる。年間に数万冊が新しく世に出てくるのだから、古い本は見向きもされなくなってしまう。書店の棚面積は有限で、長く置いていれば本も紙だから傷んでしまう。入れ替わっていき、忘れられていく。下手をすれば、見向きもされることなく手にも取られずに。何となく、それはそれで寂しい気もしないではない。
 でもまあ、古本から買いたたいてきている私も、あんまりどうこう言えたものではないか。

 夜中に、何となく東方の二次創作音楽を漁ってみた。あちこち二時間ばかり回ってみて、拾ってきたのは全部で大体八曲くらい。ネクロファンタジアだったり、上海紅茶館だったり、人形裁判だったり。どぶウサギの新曲……かどうかはともかく、上がっていたものも一つ落としてみた。ついでに、どうやら東方のライブを新宿ロフトでやるらしい。たまには、こういうのに行ってみるのも悪くないかも知れない。ただ、チケットをまだ売ってないらしいので、売り出す頃まで覚えているかどうかがかなり微妙。大方、忘れていそうな気がする。
 ここでもふと、ものの価値というものが、色々とあるものだと思う。今日集めて回ってきた八曲は、どれもネット上に置いてあるもので、自由にダウンロードしていって構いませんよというものばかり。つまりは、タダ。その分探して回るのは大変だし、自分の好みに合うかどうかは、個人のアレンジだけにかなり差がある。今日に回って聞いてみた曲数は多分、四十を下らないとは思う。その中から八曲。ちょっと甘めに残して置いた物もあるにせよ、五曲くらいは良い物を探り当てたと感じたくらいだから、今日はよく当たった方だろう。
 私はほとんど、市販の音楽CDを買わない。全く買わない訳ではないにせよ、ほとんど買わない。ならレンタルしてきてるのかと言うと、最近はそうでもない。今手持ちしているものでイイやと思って増やさないか、でなければ今日のようにネットから東方関連の物を落としてくる方が好みに合うから。たまに、とらのあななんぞに行ったときには、東方同人音楽のCDは買ってくることがある。実際、今一本、そっち系統でなら欲しい物がある。で、同人のCDは、安い。当たり外れは大きいにせよ、それは市販のJ-POPでも同じ。同人のCDでも、ネットをひっくり返していけば試聴出来ることも多い。上手くやれば、外れを引くリスクは下げられる。
 正味、市販のCDは高い。昔からこの類には高い、権利料を取りすぎだという指摘は続いてきている筈だ。何だかな、と、そう思う。私のように普段J-POPを聞かないようなのは、まあ置いておくにしても。本当にそのCDを聞きたい人がいるのに、ちょっと高くて買う気にならない、や~めた、となってしまうのでは、本末転倒な気がする。その人がレンタルに行ってしまえば、利益は入らなくなるじゃないか。誰のために、音楽を売っているんだか、忘れてはいないか。聞いて貰ってこその、CDなのに。
 ちょっと前、ナップスターのことが問題になって、裁判にまでなった。ナップスターの話がどうこうというのは、ぐぐってみれば出てくると思うので割愛。ただ、あれもやはり、権利料その他が高くてぼられてるんじゃないか、と本来聞いてくれている側が怒り始めた証拠なのではなかったか。いつまでも高胡座かいていられると思うなよ、という話。まあ、海賊版だの違法コピーだのも出回ってきているから、神経質になるのは分からんでもないのだが。
 ま、その辺の話は、私にはあんまり関係がない。興味があるのは、ただ東方の音楽の方面ばかりだから。ちなみに、東方の音楽に関しては、東方を作っている神主様が、自由にアレンジして公開して構わないとちゃんと明言している。だからみんな、好きにアレンジして好きに聞いている。ある意味、これも一種の理想型なのかも知れない、と思う。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『スヌーピーたちのやさしい関係』一巻、『地球から宇宙へ』
累積読破:文庫1冊、コミックス0冊
累積購入:2冊

それでは。