黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

免許の更新

2006年02月19日 00時22分51秒 | Weblog
2月19日分。

 車の免許証の更新時期が来たということで、葉書がぽんと届いたのが一月だったかもう少し前だったか。めんどくさいから後でいいやと思っていたら、そのまま先送りしすぎて残り時間が少なくなった。三月の最初の週が期限となっていたが、三月の最初の日曜日は別件で動くから駄目じゃないか。同じ用件で二月の最後の日曜も動けないから、となるともう、残っているのは今日しかなかったりする。本当は先週に行こうかと思っていたのだが、インフルエンザで即死していては何ともならない。
 で、更新へ行く。今回が初めての更新になるので、何をやりゃいいのやら全くワカランという状態で、取り敢えず葉書と免許証と金だけ持って行く。試験場へは、住所変更の届け出の際に一度行っているから、まあ道に迷うことは無し。どのみち、少し遠いのでバスで行くのだし。とか何とか言っておいて、帰りは三十分くらいかけて歩いて帰ってきたやつがここにいる。ちょっとインフルの影響で足の筋肉が落ちていたから、まあ丁度イイやと様子を見ながら歩いて帰ってきた次第。浮いた帰りのバス代は、そのままゲーセンに消えました、と。
 ど~でもいいのだが、運転免許試験センターが土曜日にやっていない、というのはちょっと困りものだと思う。会社員なんぞという因果な職業になってしまったので、平日はまず間違いなく動けない。となると土日のどっちかになるのだが、土曜日は試験センターがそもそも開いていないので日曜しかない。正味、ひっじょ~に面倒くさい。しかも、みんな同じような状況だから、日曜日には人がどっちゃりと集まってくることになる。午前中に寝ていたので午前の部はアウト、午後一時から二時の間で受付を済ませないと、初回の更新は駄目らしい。一時間しかないってのもどうよ。
 例によって出遅れたので、昼飯を割愛してそのまま試験センターへ直行。一時十五分に到着、まあ余裕かなと思っていたら、待ち行列がやっぱり長い罠。後で聞いた話だが、日曜日には三千人くらいがどかっと来るらしい。ホントかよと思わないでもないが、少なくとも三百人では確かにきかなかったような気はする。ともあれ、何をどうすりゃ良いのかもよくワカランので、言われるままに右へ左へ右往左往してみる。途中、視野の再検査に引っかかったり、またしてももう一回視力検査に回されたりと効率悪っという状況に煽られたりもしつつ、一通り書類作成が終わったのは二時過ぎ。しまった、アウトかと思ったら、別に何の問題もなく講習の教室へ。まあ、間に合ったから良いか。

 初回の更新、と後は違反者の場合、何と二時間もかけて講習を受けるハメになる。二時間も何すんねんと思っていたら、ぶっちゃけ、何もしません……。三十分ほど、交通事故の遺族のドキュメンタリー的ビデオを流して、後は道交法の話とか何とか。正味、途中からず~っとスヌーピーを読んでいたので、ろくすっぽ聞いてやしないのだが。しかも笑えることに、講習の担当のおいちゃん曰く、誰も聞いてないのは分かってますから、とのこと。ならやるなよ、と突っ込みたくなったがそれもメドイので黙っておく。
 しかしまあ、講習中は色々な意味で凄かった。寝る人多数、私のように本を持ち込んで読んでいるのも多数。そもそも百五十人教室に二百人くらいを無理矢理詰め込んだりしたものだから、ちょっと狭いじゃないか。教室ぼろいな~とか、合宿で免許取った所もこんな感じだったかな~とか、後ろで寝てるやつのいびきがうるせ~とか、まあそんなことをぼんやり思いつつスヌーピーを黙々と読み続ける。講習の内容に意味があると言うよりは、この苦行の時間そのものが講習だったんじゃないのかと思わないでもない。
 講習の開始が二時十五分、終了が四時十五分。その後で更新された免許を受け取って、試験センターの外へ出たら四時半を過ぎていた。受け取った免許を眺めてみて一言、何この犯罪者面、と。免許の写真というのは、何故かみんな顔がおかしいと思う。まあ、はい次はい次はい次~とぽいぽいやってるからだろう。ただ、ちっとこの顔写真は怖いぞ、幾ら何でも。身分証明書としては、かなり不気味な部類であるような気がする。使いたくね~なこれ~。まあ、運転はしないから良いか。紙ドライバーだもの。
 余談。試験センターの地下に食堂があったようなのだが、そっちで飯を食い損ねた。着いたのが一時過ぎで、そこから受付終了まで延々時間を食ったので、そのまま講習に雪崩れ込んでしまった。で、終わったらもう四時半過ぎ。こりゃ~駄目だと、結局は駅前まで歩いて戻ってから飯を食うハメに。腹の虫がよく鳴かなかったもんだと思うが。最後、免許証を受け取る所に、何故か高速のパーキングエリア辺りに置いてあるような、食い物の自販機が置いてあった。たこ焼きとか何とかが入っている、あれ。よっぽど買いたい衝動に駆られるも、さすがに人目が多すぎて断念。と言うかあれ、機能してたのかがそもそも分からない。しかも、何故あんな所にあったんだろう。謎だ、謎が多い所だ……。

 帰り道。そう言えば以前も帰りは歩いて無理矢理帰ってきた記憶があったな~とか思い出しつつ、歩く。霊園通りという名前の付いた通りをひたすら歩いてくることになるのだが、途中に斎場と墓石屋が嫌と言うほど並んでいる。どうしてこう、二十とか三十とか墓石屋が並んでいるんだ……。まあ、霊園が間近なせいか。しかし、これだけ墓石ばかり置いてあると、一体どんだけ死人が出たら供給過剰にならなくて済むんだろう、とか無駄なことを考えてしまう罠。今後の高齢社会、葬式屋と墓石屋はあぶれないだろうなぁ。
 歩きながら足の調子を見る。インフルエンザを食らってようやっと起きあがれるようになった頃、何日かぶりに風呂に入るとき、鏡を見てゲンナリしたものだ。肉が落ちている罠。間違いなく骨も細くなったんだろうなぁと思いつつ、それよりも肉の落ち方が目立つ。普段の体重からして50ジャストを少し超えるくらいしかないのだから、落ちる肉も無さそうなもんなのだが、落ちるときは更に落ちる。最終的に48.5キロとかまで落ちたので、え~、2キロのマイナス。怖い、怖すぎる。今はほぼまた元の体重まで戻ってきたが、せめて55キロくらいまで増やしたい。ともあれ、歩いてる最中は、特に不調も無し。歩く速度もようやっと戻ってきたかなと思いつつ。
 駅前まで戻ってきた所で、そう言えばまだ行っていないラーメン屋が出来てたな、ということで行ってみる。九州豚骨と書いてあった時点で、大当たりはありえんなと割り切りつつ、頼んでみる。結果、やっぱり大当たりにはならず。小当たりという程でもなし。不味い訳ではないけれど、何やら独特の味。少し酸味が気になるかな、ということでニンニクを放り込んで、ついでに半熟煮卵が入っていたのでこれを軽く溶いて混ぜてみる。ところで、胡椒かけすぎですこのお店。美味いラーメン屋を探すのは難しいなぁと思いつつ、また池袋のあの味の濃い重たいやつを食いたくなる罠。
 免許の更新は無事に終わったし、まあ外へ出て歩き回っただけ、普段の引き籠もりインドアよりはマシか。

読み:文庫『スヌーピーたちのやさしい関係』三巻
買い:なし
途中:なし
文庫累積読破:文庫9冊、コミックス0冊、その他1冊
累積購入:8冊

それでは。