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田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

最後の晩さん~商業捕鯨

2019-07-21 21:03:32 | ヒゲの毒舌
ありがたい事に、商業捕鯨が再開した。
これで何とか、ヒゲの最後の晩さんに間に合うかもしれない。
ヒゲ希望のラスト酒肴10品のひとつは、シロナガスクジラの尾の身です。
チルド状態の身をお願いしたい。
                
昭和30年代、小学生のヒゲは、学校給食が頼りでした。
深夜遅くまで仕事している母親に朝ご飯を求めるのは、とても無理な話し。
モヤシ体型のヒゲは、昼食だけが楽しみ。
硬いコッペパンと脱脂粉乳は苦手でしたが、主菜が楽しみです。
なにしろ、食い物が無い時代で、唯一の栄養源は学校給食でした。
そんな時、「昼食はクジラ!」と聴いた日は、朝から勉強が手に付きません。(笑)
普段まったく勉強しないヒゲ少年が、言うのもおかしなことですが ・・・(爆笑)
                
鯨肉は、戦後の貴重なタンパク源。
クジラの竜田揚げとか鯨カツなんて、ヒゲにはとんでもないご馳走。
いや小学生ヒゲだけでなく、当時の日本人にもありがたい食糧でした。
日本人にとっては、命の糧たるクジラ。
それを、ただ単に鯨油だけ絞って、鯨身は棄てていたアメリカやオーストラリア人から、
捕鯨反対なんて言われても納得がいかない。
                
お迎えが近い(?)ヒゲは、先ず、長須クジラの尾の身を数切れで辛抱しよう。
中々入手が難しいシロナガス鯨を待っている時間は???
お供の酒は、酔鯨さんの純米でしょうか?
   
その後、久しぶりのオバケ酢みそが楽しみ。
戦後復興期の光景が浮かんで来ます。
                 
昭和30年代、厳しい労働を済ませたお父さんの食卓。
そのちゃぶ台には、父親にだけ小鉢と瓶ビールが置かれています。
肴は、オバケとも呼ばれる “ さらしクジラ ” が多かったのです。
一日の疲れが、いっぺんに吹き飛ぶ時間帯だったでしょう。
ヨ~シ! 明日もがんばろう!!

ヒゲのラスト晩さんメインには、当時の小学生の体格増進に貢献してくれた
鯨カツをお願いしたい。
ひもじかった小学生達は、カツレ坊主のように鯨カツにかぶりついたモンです。
付け合わせには、ぜひグリーンピースを。
日本の捕鯨船を妨害した白人平和(?笑)団体さんと同じ名だから。
きっとヒゲは、フォークの背で野菜のグリーンピースを押しつぶしながら、
「 このGピースの偽善野郎! 」 と罵る事でしょう。
        
そして、酔鯨をしこたま鯨飲しながら、勇魚(いさな)漁やモビーディックの時代に
思いを馳せるに違いない。 (笑)
         

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