田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

肥後の甲イカ

2011-05-30 15:31:40 | よもやま話・料理編
先日の熊日新聞に、熊本での甲イカ祭りの記事が出ていた。
なるほどな~、こんな奇祭も在るのか? 関心した。熊本らしい取り上げ方だが。

今度の買い物、何時もの黒潮市場で、『 甲イカ 』 の大きいのを手に入れた。
値段は安いのだが、カカァは渋った。どうやら 『 槍イカ 』 でないのが原因みたいです。
今、熊本でも佐賀・呼子あたりから来る、扱いが簡単な槍イカ系統が人気者。
魚屋や料理店にして、あまり扱いが分かっておらず、甲イカ系統は嫌われ者。

         

カカァが扱うのをシンドしていたのを見て、なるほど熊本では、甲イカが良く獲れるのだが、
扱い方が分かってないのだなと。

槍イカとの一番の違い。
甲イカは、外皮を剥いだ後、“ もう一枚皮を剥かなければならない ” のです。
このひと手前が嫌われ者の所以たる所です。
しかも、その二枚目の皮の剥き方や、爪を上手に使っての熟練度が必要だから大変です。

次ぎの関門は、この甲イカ系統のイカのサイズ・大きさなのです。
極く小さな物から、特大な物まであります。
と云う事は、身の厚みもピンきり。 コレが、料理する人を悩ませる。
あつ~い身なら、刺身用の “ 冊取り ” をやや細めにしましょう。
この厚い身はネットリがきついので、切り出しがちょっと大きいと、生臭く成るから、
要注意ですゾ。


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