主を試すなかれ！

１０/７　（水）　の新聞記事　～～　熊本での事件が載っていた。
年寄りが、ＡＴＭで引き出した現金を取り忘れ　（笑）、後ろに並んでいた男性が、
それを頂いたという話。
同じ様な事件がもう一件、玉名でもあっていた。
つい、やってしまった！？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
皆さんは、自信ありますか？
もし、貴方が後の客で、その回りには、誰～もいないならば　・・・　
目の前に、欲しい現金がポローッとあったら　・・・　

１９７０年代、京都の烏丸今出川のちょっと横に入った所。
学生達は、麻雀を終えて、別れました。　ヒゲ一人は方向が違うので、東の方へ。
そしたら、電柱の陰に何やら見つけました。
なんと、折りたたまれた一万円札です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
拾い上げて、振り返りながら、Ｍ吉達を呼び止めます。
　　　　「　おおい、見てみ！　今、そこで拾うたつたい。
　　　　　　　　　　　　　　これで、飲まれるだけ、打ち上げに行こうか！？　」
勿論、貧乏学生に異論のあるハズもない。
近くの中華屋で、しこたま笑い転げて、頂いたのでした。
時々、口に人差し指を立て　「　シィーツ！　」　としながら　（笑）

　　　　　　　　　こんな料理だったのかな？

再び別れて、何とはなしに、先程の電柱の所に足が向いたヒゲでした。
（　これが、刑事ドラマで言う所の、　“　ホシ　”　は現場に舞い戻る？　でしょうか？　）
そうしたら、さっきの所から１ｍ先に、今度は５千円札が！！
ヒゲは、恐る恐る周囲を見渡しました。
そして、何気なく拾い上げて、少し早め（！）に歩き出したのでした。
握り締めた札は、いつの間にか、ズボンのポケットに押し込まれたのです。

　　　　　　　　　主よ、許したまへと呟きながら　・・・　　　　

　　



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