悪夢？

先日の夢は、奇妙なモノでした。
　　　　　　
　　　　　　　　　　　
ヒゲは、日本兵として南太平洋で、第二次世界大戦を戦っています。
そして米軍の捕虜となり、米国本土の捕虜収容所に入れられます。
しかし、その収容所とは名ばかりの、むしろ日本人研究施設みたいです。
ヒゲ達は、厚遇されているのです。
　　　　　　　　　　　　　　　　
アメリカ人にとって、日本人は不可思議な人類のようです。
毎日、その生態（？）を観察して、戦争に役立てようと考えてもおかしくない。
一人ひとりの部屋が与えられ、金髪の美人秘書官風な係員が世話してくれます。
その美人がヒゲの所にやって来て、アコーディオン状の白いガス暖房装置の使い方を教えます。
生まれて初めての器具に、使用法の理解が進まない捕虜ヒゲ。

そんな或る日、図書室風な所でヒゲは洋書を見ます。
チェスの本みたい。
手を伸ばした時、本の上に白のキングとクイーンの駒がのせられました。
驚くヒゲに、プロフェッサーAが言いいます。
　「　ミスターカタヤマ、今日はチェスを覚える日だ。　」
チェス・セットの前に座らされたヒゲに、教授が尋ねます。
　「　君は、チェスを知ってますか？　」
捕虜ヒゲは、“　understand　”　と云う語を使って、識っていると答えてます。
　　　　　　　　　　　　　　　　
ヒゲの白で始まったゲームは、　３．　Bb５　で、　“　ルイ・ロペズ　”　になった。
　「　フーム、なるほど！　」　プロフェッサーがため息を。
　　　　　　　　　　　　　
やがて、ゲームはエンディングに向かう。　ボードの左側がアップになって　・・・
白ポーン　（　a４、b４、c３　）　ルーク a１
黒ポーン　（　a６、b５、c６　）　ルーク a８
この局面で、ヒゲは長考している。
a４　のポーンの処理に苦吟。　三つの方法がある。
A案　＝　この局面のまま、放って置く。
　　　　　　但し、黒から　b×a　とする手が残り、R×a４　の必要が生じる。

B案　＝　a × b　ポーンを交換して、決めてしまう。
　　　　　　白にオープンファイルの小さな利が残る

C案　＝　a５　と進めて、　b６　の地点の優位性を主張する。

ここで、ヒゲのナイトメアは突然終わりをつげる。
猫達が股間に飛び乗り、ヒゲの膀胱に圧がかかり、急な尿意をもよおしたのだ。　（笑）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　
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