いや〜、驚きのお題です。
ヒゲ達が如何に後期高齢者(笑)で、時代がかっているか分かるテーマです。
コレが、「 携帯電話使ったことある? 」 とでも指定してあったら、
違和感はなかったでしょう。
今どき、いかに公衆電話が使われてないかを現す、お題ではありませんか。
1970年代前半、まだまだ携帯電話がない時代。
いや? 世界にひとつだけ在ったかも。
米TV版 『 スタートレック 』 で、カーク船長が愛用したコミュニケーター(通信機)です。
なんでも、手首のスナップで開くとか。
エンタープライズ号に、任意な時に通話出来るソレは、人類の大きな憧れの道具でした。
バービー人形にも登場したくらいですから。
やはり同じ年代、京都の学生ヒゲは帰宅後、財布から十円玉を本棚の端に積み重ねます。
主にタバコを買った時のつり銭を、少しずつ貯める事が多かった。
やがて、十円玉がツインタワーになるぐらいの時が、その時です。
ポケットにドサッとくる重みを感じながら、アパートを出て西大路通りに向かいます。
通りに出た所にスーパーがあり、更に下ると電話ボックスが見えます。
ラッキー! 誰も使ってない。
≪ 数年後のプッシュ式 ≫
中に入り、十円玉タワーを投入口近くに建てます。
とりあえず五枚ほどを投入口に入れて、市外局番を確認しながらダイヤルを回します!
暫く待つと、呼び出し音が聞こえます。
緊張の一瞬
向こう側の電話に誰が出るか?
親父(オヤジ)さんなら、何て言うべきか?
悩ましい時間です。 電話先は、嫁さん候補の実家です。
ガチャリと音がします。 母親さんの声です。
ヒゲはホッとしながらも慌てて 「 片山です。あけみさんお願いします。」 と。
電話先では、笑い声らしき雰囲気が感じられます。
あけみちゃんに、最重要な帰省日時の報告を口早に伝えます。
十円玉を投入口に入れる作業も忘れない様に!
京都と熊本の間は遠い! 十円玉はたちまちなくなります。
夢中でしゃべっていたら、突然、電話ボックスのガラス窓を叩く音が。
ガタイの大きそうな若者がおめいて(わめいて)いたのです。
「 何時まで掛けているんヤー (怒) 」
とても、ケンカ出来そうな相手ではありません。
しかも、公衆電話ボックスは、この周辺ではこの一台しか無いのです。
すごすごと、ボックスを明け渡すしかありませんでした。
帰り道は、ちょっぴりほろ苦い思いです。
もしその頃、携帯が在ったら、こんな思いはしないで済んだでしょうか。
ボックスの中の電話は、こんなものでした。
「 ときめきのピンク電話 」 と言った人がいたらしいが ・・・
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
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コレが、「 携帯電話使ったことある? 」 とでも指定してあったら、
違和感はなかったでしょう。
今どき、いかに公衆電話が使われてないかを現す、お題ではありませんか。
1970年代前半、まだまだ携帯電話がない時代。
いや? 世界にひとつだけ在ったかも。
米TV版 『 スタートレック 』 で、カーク船長が愛用したコミュニケーター(通信機)です。
なんでも、手首のスナップで開くとか。
エンタープライズ号に、任意な時に通話出来るソレは、人類の大きな憧れの道具でした。
バービー人形にも登場したくらいですから。
やはり同じ年代、京都の学生ヒゲは帰宅後、財布から十円玉を本棚の端に積み重ねます。
主にタバコを買った時のつり銭を、少しずつ貯める事が多かった。
やがて、十円玉がツインタワーになるぐらいの時が、その時です。
ポケットにドサッとくる重みを感じながら、アパートを出て西大路通りに向かいます。
通りに出た所にスーパーがあり、更に下ると電話ボックスが見えます。
ラッキー! 誰も使ってない。
≪ 数年後のプッシュ式 ≫
中に入り、十円玉タワーを投入口近くに建てます。
とりあえず五枚ほどを投入口に入れて、市外局番を確認しながらダイヤルを回します!
暫く待つと、呼び出し音が聞こえます。
緊張の一瞬
向こう側の電話に誰が出るか?
親父(オヤジ)さんなら、何て言うべきか?
悩ましい時間です。 電話先は、嫁さん候補の実家です。
ガチャリと音がします。 母親さんの声です。
ヒゲはホッとしながらも慌てて 「 片山です。あけみさんお願いします。」 と。
電話先では、笑い声らしき雰囲気が感じられます。
あけみちゃんに、最重要な帰省日時の報告を口早に伝えます。
十円玉を投入口に入れる作業も忘れない様に!
京都と熊本の間は遠い! 十円玉はたちまちなくなります。
夢中でしゃべっていたら、突然、電話ボックスのガラス窓を叩く音が。
ガタイの大きそうな若者がおめいて(わめいて)いたのです。
「 何時まで掛けているんヤー (怒) 」
とても、ケンカ出来そうな相手ではありません。
しかも、公衆電話ボックスは、この周辺ではこの一台しか無いのです。
すごすごと、ボックスを明け渡すしかありませんでした。
帰り道は、ちょっぴりほろ苦い思いです。
もしその頃、携帯が在ったら、こんな思いはしないで済んだでしょうか。
ボックスの中の電話は、こんなものでした。
「 ときめきのピンク電話 」 と言った人がいたらしいが ・・・
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なつかしやコインの山。
米国からの留学生に恋した私。
情熱的な彼女に入れ込んで、ひと夏の恋を引きずりました。
アイダオとは13時間の時間差、
タイミング良く電話が出来ないとダディかママがでるのです。
第一声のハローの緊張感は忘れないし
カードや100円玉がストンストン落ちる音も忘れません。
アノ頃の国際電話は高かったですね。
真剣に渡米や結婚まで考えていたのですが、太平洋は広すぎました。
青い頃の私の思い出です。