霧隠晋三

小学生ヒゲの遊びは、もっぱら近所の子供達とのチャンバラでした。
適当な棒を探して、相手の棒を叩くのも嬉しい。
　　　　「　エイヤー　　エイヤ～　！　」
　　　　　　　　　　　　
やがて、チャンバラ映画の影響も出てきます。
今の時代劇ではあまり登場しませんが、主人公が悪役を切り捨てた後の所作。
刀に付いた血のりを懐紙でぬぐい取り、パラっと上に投げ捨てるシーンです。
　　　　　　　　　　　
子供心にも、格好いいと思えたのです。
実際のところは、残念ながら便所紙にも事欠く時代ですから、
そんな贅沢は出来ませんでした。　（笑）

さて、昔の東映映画ですが　・・・　
戦国時代を背景の　『　真田十勇士　』　では、大きな影響をもたらしました。
それに登場する二人のキャラが、小学生には魅力的です。
『　霧隠才蔵　と　猿飛佐助　』　ですね。
今の人達は、余りご存知ないでしょうが。


ヒゲ達は、このキャラをもっぱらマネるのです。
左手の人差し指を立てて、その指を右手で掴み、今度は右手の人差し指を立てて、
印を切り（？）集中するのです。
　　　　　　　　　　　　　　　　
そして気合いを入れて、　「　エイッ　」　と言うと、ドロンドロンと煙りが
上がって、見えなくなって（？？）仕舞うから、アラッ不思議です！

そんな隠遁の術が懐かしかった昭和の活劇。
まさか、令和の時代になって、再びお目にかかるとは！？
長生きをするモンだ。　（笑）
その主人公の名は、霧隠晋三！
現在の名は、雲隠晋三（クモガクレ・シンゾウ）と言った方が通りが良いようで。
都合が悪くなると、雲隠れの術でケムに巻く忍びの者と、もっぱらの評判。
　　　　　　　　　　　　　　　　
コロナと云う国難で、自ら前面に立って闘うべき者が逃げ回る。
国民や記者、野党からの質問が怖い怖い？　（爆笑）
気持ちはわかります！
Go To お盆・お友達夫婦の選挙違反・ウソ強要公務員自殺・アベノマスク・・・　
思い付き政策が、ことごとくパー。
歴史上最悪の総理大臣の噂も高い。　説明責任どころか、臨時国会も嫌だ〜。

挙句、カン官房長やらオシャベリ西村ばかりに矢面役を押し付け、
自分はドロンの術？　（笑）
国民への説明責任を果たすことなく、失政の釈明テレビ会見も無し、
もちろん返事を求められる記者会見などもってのほか！

とうとう、新聞欄にもイヤミが投稿される。
　　　　　　　　8／７　熊日新聞・夕刊の黙鼓子欄
　　　　　　　　　　　首相、４９日ぶり記者会見。
　　　　　　　　　　　主張述べるが質問受けたくない。
　　　　　　　　　　　国民の心に響きそうもなし

　　　　　　　
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