1970年4月、街中には大阪万博のテーマソングが流れていました。
🎶 こんにちは~ こんにちは~ ♬ 世界の くにから~ 🎶
人間洗濯機や月の石が注目されたものです。
今日は、D大・将棋部の新入生歓迎コンパが、京都の繁華街で行なわれています。
畳の個室に円卓、中央にはすき焼き鍋が。 いかにも、学生相手の店です。
牛肉は瞬く間になくなり、ヒゲはチビチビの残ビールを頂いてます。
今みたいな、飲み放題のシステムがない時代。
学生宴会の基本は、ひとりにつき、ビール一本&日本酒一本。 シブ~い。
だから、あまり好きなようには飲めません。 (涙)
やがて、先輩方がお銚子片手に、新入生のテーブルにやってきました。
歓迎式典の始まり。 歓迎と云う名のアルハラ&虐待です。
日本酒を強要して飲ませ、酔っぱらわせ、根性を鍛える(?)のが趣旨です。
新入生は、ほとんどが真面目(?)な学生だから、初めて(?)飲む酒です。
お猪口一杯飲まされると、ひっくり返って、ゲエゲエ言います。「酒怖い、酒怖い!」
次のテーブルに居るヒゲに、先輩が近づきます。
「 お前は、九州の熊本出身だったな。熊本云うたら、クマを食うて焼酎を飲むのか? 」
( 当時の、熊本に対するイメージはそんなモノ。 天草は長崎県とか。 )
「 まあ💦、そうですネ。 」
「 じゃあ、焼酎で鍛えてるから、酒は強いんやナ。 」
そう言うと、卵が入れてあった丼とお銚子を持って来て、ヒゲに丼を持たせます。
お銚子二本を上に掲げて、みんなに披露しながら丼に注ぎました。
「 さあ、飲め! 」 アルハラのつもりでしょう。
ヒゲは驚きます!
何しろ、一番嫌いな(?)モノが、そこにタップリ在るからです。
先輩を見ながら、「 こぎゃんイッパイ、飲んで良かっですか? 」
感動のあまり、つい熊本弁が出ます。
「 ウン、遠慮せんでいい。 」
ヒゲにとっては、笑いの止まらぬシチュエーションです。(クスクスクス うっふっふ~)
酒がなくて、ムズムズし始めた頃ですもん。
コレって、羊の群にオオカミと云うのでしょうか。
ゴクン・ゴクン、さらりと飲み上げて、先輩に言った。
「 あの~ もう一杯頂いて良いでしょうか? 」
先輩は、驚いて逃げ出した。 「 化けモンや。 」
こんなんに酒飲ませても、ザルに注ぐようなモノ。幾ら在っても酒が足りない。
・・・ ってなわけですタイ。
それから二度と、ヒゲにアルハラする先輩方はいませんでした。
宴席では、とうとう放歌の登場。
まだ、カラオケ機が作られてない時代。
三回生の立Oさんの 「 お手拍子ちょうだい 」 が、名調子で始まる。
♬ よーべ 父ちゃんと寝た時は へーんなところに イモが在る ♬ そーれ
父ちゃん このイモなんの芋?
🎶 ぼーや よーく聴け このイモは 坊やを創った種イモさ ♬
🎶 よーべ 母ちゃんと寝た時は へーんなところに アナが在る 🎶 ゲラゲラらー
女子が居る席なら、たちまちセクハラとひんしゅくかも。
野郎ばかりの、真っ黒な男クラ部ならではの春歌で、気を晴らしたのでした。
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
🎶 こんにちは~ こんにちは~ ♬ 世界の くにから~ 🎶
人間洗濯機や月の石が注目されたものです。
今日は、D大・将棋部の新入生歓迎コンパが、京都の繁華街で行なわれています。
畳の個室に円卓、中央にはすき焼き鍋が。 いかにも、学生相手の店です。
牛肉は瞬く間になくなり、ヒゲはチビチビの残ビールを頂いてます。
今みたいな、飲み放題のシステムがない時代。
学生宴会の基本は、ひとりにつき、ビール一本&日本酒一本。 シブ~い。
だから、あまり好きなようには飲めません。 (涙)
やがて、先輩方がお銚子片手に、新入生のテーブルにやってきました。
歓迎式典の始まり。 歓迎と云う名のアルハラ&虐待です。
日本酒を強要して飲ませ、酔っぱらわせ、根性を鍛える(?)のが趣旨です。
新入生は、ほとんどが真面目(?)な学生だから、初めて(?)飲む酒です。
お猪口一杯飲まされると、ひっくり返って、ゲエゲエ言います。「酒怖い、酒怖い!」
次のテーブルに居るヒゲに、先輩が近づきます。
「 お前は、九州の熊本出身だったな。熊本云うたら、クマを食うて焼酎を飲むのか? 」
( 当時の、熊本に対するイメージはそんなモノ。 天草は長崎県とか。 )
「 まあ💦、そうですネ。 」
「 じゃあ、焼酎で鍛えてるから、酒は強いんやナ。 」
そう言うと、卵が入れてあった丼とお銚子を持って来て、ヒゲに丼を持たせます。
お銚子二本を上に掲げて、みんなに披露しながら丼に注ぎました。
「 さあ、飲め! 」 アルハラのつもりでしょう。
ヒゲは驚きます!
何しろ、一番嫌いな(?)モノが、そこにタップリ在るからです。
先輩を見ながら、「 こぎゃんイッパイ、飲んで良かっですか? 」
感動のあまり、つい熊本弁が出ます。
「 ウン、遠慮せんでいい。 」
ヒゲにとっては、笑いの止まらぬシチュエーションです。(クスクスクス うっふっふ~)
酒がなくて、ムズムズし始めた頃ですもん。
コレって、羊の群にオオカミと云うのでしょうか。
ゴクン・ゴクン、さらりと飲み上げて、先輩に言った。
「 あの~ もう一杯頂いて良いでしょうか? 」
先輩は、驚いて逃げ出した。 「 化けモンや。 」
こんなんに酒飲ませても、ザルに注ぐようなモノ。幾ら在っても酒が足りない。
・・・ ってなわけですタイ。
それから二度と、ヒゲにアルハラする先輩方はいませんでした。
宴席では、とうとう放歌の登場。
まだ、カラオケ機が作られてない時代。
三回生の立Oさんの 「 お手拍子ちょうだい 」 が、名調子で始まる。
♬ よーべ 父ちゃんと寝た時は へーんなところに イモが在る ♬ そーれ
父ちゃん このイモなんの芋?
🎶 ぼーや よーく聴け このイモは 坊やを創った種イモさ ♬
🎶 よーべ 母ちゃんと寝た時は へーんなところに アナが在る 🎶 ゲラゲラらー
女子が居る席なら、たちまちセクハラとひんしゅくかも。
野郎ばかりの、真っ黒な男クラ部ならではの春歌で、気を晴らしたのでした。
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酒席での猥歌は自称「新市街のフランク永井」の師匠の影響が特大の私です。
午前の仕込み中は平凡といえば平凡なアリガタヤ節&裕次郎。
夜のスナックでは8トラレやレーザーディスクでフランク永井。
年に数回の職場の飲み方は師匠や兄さんが色々とご指導です。
広町の山本屋2階や羅生門下通り店などでの大宴会。
都都逸や応援歌の講談の一説、若かろうがババアだろうが春歌に猥談はお構いなし。
春はよう~~、春は菜の花かき分けて~~と歌いだす8歳上の捌けない兄さん。
一つ出たホイのよさホイのホイは和食の煮方。
青い山脈のエロ替歌は酔った師匠が大好きでした。
チチモシマシタ・ハハモシタなんて今なら一発アウトでしょう。
そう言えば、何時ぞやの宴席の〆を入社二年目のヤングギャル。
壇上で、『それでは3段締めで締めたいと思います』と着ました。
そのときの師匠のニヤリは忘れない記憶です。
ハラスメントにおおらかだった御師匠さんの頃が懐かしいです。
デタホイソングや東京チョイト音頭などの名局?で一世を風靡した( 笑)我々のエロ文化!がこのまま消滅するのは、誠にもったいない。賢帝アベちゃんに頼んで、世界文化遺産に登録していただきましょう。
それにしても、自称3段締めの“ほら吹き”ヤンギャルさん!ひょっとしたら“潮吹き?”が自慢だったりして?笑。