田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

YK35⑤〜酒粕

2021-11-27 19:43:46 | よもやま話・料理編
11/20(土) 『 正代 ずるずる3敗目 踏み込めず 』
          
熊本出身力士なので、カァちゃんも応援するんですが、歯痒い思いの日々です。 
さて、本題ですが ・・・・
こんな見出しが踊る(笑)熊日新聞に、前ブログ “YK35④” に関係する記事があった。
ブログには袋吊りの写真が出ているのですが、その絞った後に何が残ってるのか?

  おばんざい伝承師による料理の紹介記事  テーマは酒かす   
かす汁は、家庭によって大きく違います。
豚肉やサケ、ブリなどを入れるおうちもあります。
もろみを圧搾機で絞った後に板状に残るのが 「 板かす 」
これが、一般的に酒かすとして出回ります。
          

もろみを布の袋に入れてつるして酒を絞ると板状にならないので、
「 ばらかす(散粕) 」 と呼んだりします。
             
板粕やばら粕をタンクに入れ、足で踏み込み空気を抜いて低温で数年熟成させた
ものが 「 踏みかす 」 で、奈良漬など野菜を漬ける際に使います。
             
子どもの頃に、酒かすをそのまま焼いたり、黒砂糖を入れて焼いたりして食べました。

 
  《 粕汁 》
酒かす100グラムを200㎖の出汁に漬けておく。
鍋に出汁340㎖を入れ、沸騰したら、油揚げ・金時にんじん・ダイコンを入れ、
軟らかくなったら、酒かす・出汁を入れ、1〜2分煮てから薄口醤油で整える。
小口切りの九条ねぎをのせ、好みで七味をかける。


田園を運営していた頃、北九州の平嶋酒店さんから沢山の酒粕を頂きました。
菊姫大吟醸のバラ粕(散粕)でした。
               
トロットロの酒かすでしたから、伝承師さんの粕汁のレシピの内、
板かすを事前に出汁に漬けてふやかして置く必要がありません。
もう一つ、板かすを焼く仕事。
田園では、板粕を炙ってから天ぷらにしたものです。
もう古典と言うべき(?)懐かしい仕事を思い出しました。
                
             《 写真は、ネット上からお借りした物です 》
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2 コメント

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特別メニュー (batten)
2022-02-28 23:39:48
大阪勤務のころですから10年チョット前ですか、灘の白鷹勤務のヤングの婚礼メニュー以来がありまして、
お題が日本酒に合うもの、蔵の酒粕で何かなどなど。
前菜から色々作りましたが今でも時期になると献立に書くのが吟醸酒酒粕のアイスクリームです。

しかし、蔵元っていろいろと持ってますね隠し球を。
スペシャルな奈良漬の持込をフォアグラと合わせたら絶品でした。
特別酒メニュー (ヒゲ)
2022-03-01 16:47:41
田園の店の看板メニューは地酒でした。
だから、当然ですが、灘・伏見の大手酒蔵の酒は置かれません。
しかし、ひとつだけ例外がありました。
桶買しない、自家醸造100%の
白鷹・極上だけは、冷蔵庫の片すみに置いていました。

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