田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

すき焼き好きやねン!?

2014-07-11 21:01:06 | よもやま話・料理編
ヒゲ夫婦は、 『 すき焼き 』 が好きです。
よほどの肉好きなんだろうと、思われるでしょう。
それにしても、酒飲みのクセに何で、ベタ甘のすき焼きなんて?
しゃぶしゃぶもあるのに?
実は、野菜を沢山(!)食べる為に、すき焼きをするのです。
野菜好きのヒゲ達には、都合がイイ。

発端は、小さいすき焼き用の鍋が手に入った事からです。
型が小さいから、二人で食べる時でも、少量づつしか炊けません。
勢い炊きたてを頂くことになります。
するとどうでしょう、ミディアム状態の野菜の甘くて美味いこと!
特に旬の “ 新! 玉ねぎ ” は、生煮えの一瞬を味わうモノです。
この煮えばなが、イージーに食べれるのです。
コレが、大き目のすき焼き鍋でしたらどうでしょう?
ご存知のように、すき焼きは、煎りつける様な関西風と割り下を使う関東風があります。
ヒゲ達は、ボツボツ食べれる割り下派ですが、関西風との折衷式なんです。
この割り下を、大きなすき鍋で使用すると、めっちゃ量は要るし、炊き上がりは水っぽくてかなわん。
特に、新物の玉ねぎなんかベチャーとなってまう。
ケチのヒゲ夫婦は、小さい鍋に少量(!)の割り下でいきまんのや。
すると、煎りつけたような仕上がりで、肉も美味しいと。

さて、使う牛肉は、切り落としとかバラ肉で。
ぜひ欲しいのが、牛脂二個ですネ。
ヒゲ達には、牛肉や脂は、野菜を美味しくする為のダシ殼(!)なんです。
その野菜は、牛蒡・ネギ・しらたきが欠かせない所。
まるで、すき焼きの為に在る様な連中です。 (笑)
刻んだ牛脂を弱火に掛けて、脂を引き出します。
後は、玉ねぎを入れたら適当です。
在り合わせのキノコ、絹揚げ(絹ごし豆腐を厚揚げにした物)を煮込めば、
居酒屋名物 “ 肉とうふ ” の即席版。

割り下は、どうするの?
そんなモン、出来合いの煮物調味料なんかで充分ですワ。
酒・醤油・砂糖なんかをテーブルにセットなんかすると、すき焼きが億劫になりマッセ。
後は、好きな野菜、残り物の野菜で充分。
春菊・三つ葉・大根なんかもイイですネ。
ヒゲ達は、ひとり二個の生卵を用意します。
多いようですが、たっぷりの野菜には、此れぐらい必要です。
鍋の後は、シメのご飯。 冷飯を残った煮汁に放り込みます。
いわゆるオジヤとか云われるモノですが、この場合はちょっと様子が違います。
牛脂も混然と解け合った牛丼でしょうか。
勿論、手元に残っているトンスイの卵を、最後に入れるのをお忘れなく。

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