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田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

アントキノ猪木

2013-08-03 11:21:10 | 2人3脚チンタラ道中
7月某日、カカアが買い物から戻るや、ヒゲに報告した。
「( 熊本市の)アーケード街で、A猪木に遭ったヨ!
もう演説会は済んで、帰る途中みたい。」しかし片田舎の熊本に何しに来たんだろう。
そうか、選挙運動か?そう云えば、猪木のプロレスは一度も見た事が無いな。
ヒゲは、ボクシングは観るが、プロレスは観ない。
あっ?しかし、一度観た事があるか。だが、あん時のアレは、プロレスと言ってイイのだろうか?

70年代京都、松O閣調理場。
親方「 おーい、片山。段取りは、もう済むかい?テレビが始まるゾ」
ヒゲ「 はい、すみません、もう終わります」
小走りに、テレビのある従業員食堂に向かいました。
バスの運転手さんや庭師さん達が、ニヤニヤして椅子に腰掛けてます。
画面上では、セレモニーが始まってました。《世紀の対決》と煽られたマッチ。
朝O親方「 どうなるのだろうか?ネー」何しろ、昨日までルールで揉めてる程です。
その世紀の対決とは、初めての異種格闘技ーボクシングのMアリVSプロレスのA猪木戦。
男共は、固唾を呑んで見守ります。なにしろ日本選手が、アメリカの世界ヘビー級チャンピオンと
闘うと云うのだから、当時としてはたまりません。そして、いよいよゴング。
猪木はベターとリングに座り込みました。「 ウオッー?」ヒゲ達は訳が分からず、どよめきます。
そのまま、座った者と立っている者は、睨みあったまま時間は過ぎて。
次のラウンドも、座り込んだ体制のままです。アリが、しょうがないとばかり、猪木の
足首を持とうとするシーンが滑稽です。たまに、猪木の足キックがアリの脚を蹴り上げます。
その展開を繰り返して、最終ゴング。
朝O親方「 なーんや、つまらん試合や。どだいルールが違う格闘技が、一緒に出来るハズは無いよね」
次の日の京都新聞ー『世紀の凡戦』の文字が。

そして現在、維新から当選の猪木。何がしたいか?北鮮に飛んだ。
そうか、朝鮮動乱、戦勝60年祝いで、「イチ、ニー、サン、ダー!」と盛り上がっているんだろう。
きっと、喜び組の美女達に囲まれて、元気ですカー?と叫んで居るかも。