田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

チェス漫画~ギャンビット

2013-08-25 18:02:19 | ヒゲの盤上の世界
分厚い少年マガジン七月号を、最初のページから読んで、やっとチェス漫画の所に
たどり着いた。
おかげで、近頃の他の漫画も垣間見る事が出来た。
さて、チェス漫画 『 ギャンビット オン ガール 』 どんなのやろう?

  

フーン!? これは、青春恋愛ものなんだろうナ。

  

オジさんには、難解です。
しかし、ブログ仲間のマロさんの奥さんの気持ちは理解しました。
「 チェス・クロックの旗(!)が、描かれて無いのってどうなの? 」

70年代初め、関西チェス協会の例会。
ヒゲは、K大学の旦○先生と、五分ブリッツの対局中です。



当時は、当然のアナログ・クロック。
長針を55分にセットして、お互いに確認し合います。
ヒゲと対局の時は、先生は何故か 「 ギャンビット! 」 と気合いを込めて、
ポーンを2コマついてきます。
やがて局面は複雑化し、先生の悲鳴が 「 オー、リスキー! 」 に変わります。
クロックの長針が、旗を真横近く持ち上げると、タイム・プレッシャーの始まり。
頭の中は、カンフル剤を射った様に興奮状態です。
急げーッ!
チェック・メイトは見えているんだけど、持ち時間はあるか?
加藤ピンさんなら、 「 あと何びょう? 」 と吼える場面かも。
指した後、急いでクロックに視線を。
相手の旗と、自分の旗を比較します。 ヤバい!
アドレナリンは、最高潮に。 詰むか? 旗が落ちるか?
やがて、無情にも一秒違いでパタリと旗が長針から外れて、決着がつきます。
外れて、ほんの暫く、赤い旗が左右に揺れています。
その旗の動き(!)や、人生の無常を諭す女神の微笑みを見た(?)みたいな
瞬間です。
「 うーん、局面は僕が良かったけど、時間に負けたヨ。 君、運が良いネ 」
ブリッツは、定型(?)のこの負け言い訳までがセットです。 (笑)
コレぞ、アナログ系チェス・クロックの旗の役割りだったのです。

    
しかし、漫画のクロックには、旗が描かれて無い。
まるで、チーズの出ないデイナーか。
昔のCM風なら、クリープを入れ無いコーヒーなんてか。
旗の付いて無いチェス・クロックなんて、信じられません。
所で、今出回っているデジタル系のクロックに、旗は在るのかしら?
まさか、数字の表示が、00になったら、ブザーが鳴るとか?

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