ヒゲのリハ料理

３/２８　（日）　　今日は花見頃というのに、寒すぎる。
　　　　　　　　　　しようがない、料理でもやるか！

新筍の根元の固い所を使って、筍ハンバーグを作ってみよう。
ヒゲがコソコソやっていると、カァちゃんが冷やかす。
「　あーた、どうせ、お得意の　“　ガァ～　（フード・プロセッサー）　”　ば、使うとでしょう　（笑）　」
ムッ　（！？）　としたヒゲは、　包丁を手にした。
そして、玉葱と竹ノ子のみじん切りをやってみせた。　（チョッとしんどかったが　　　）

おととい　（一昨日）、手に入った焼酎が楽しみだ。　　
『　小鹿　・　本にごり　』　　“　昔なつかしい　”　の表示通りの芋焼酎かな！？
最近の　“　洗練され過ぎた芋焼酎　”　にうんざりしていたからだ。
だいたい、日本の酒飲み男どもも、情けない。
有名美人女優さんが　「　うま～い　　」　と言えば、その銘柄にどどどーっと流れ込んで、
盲信してしまうなんて。
ご自慢の舌　（注　：　玉じゃない）　は、何の為に付いているんだ。
ヒゲがいつも飲んでいる、　“　鼻がヒン曲がる程臭い　”　昔の焼酎を、
その女優とやらに、飲ませて上げたいわぁ～！

そんな事を考えながら、小鹿を飲んでいたら、筍バーグが焼き上がったようだ。
カァちゃん　「　焼けたよぉー！　
　　　　　　　　フォアグラ　（娘のフランス土産があったのだ）　を乗せてやろうか？　」
ヒ　ゲ　　「　エーッ！　アタは、なんで知っとっとね？　
　　　　　　　（ヒレ）ステーキの上にフォアグラ乗せるのを、
　　　　　　　“　ロッシーニ風　”　って言うとタイ。　」　　　　　　「　？？？　」
　　　　　「　フォード大統領、来日時の指定料理だったったい。
　　　　　　　業界の者しか知らんコツばってんね。　」　　　　「　ふーん、　へぇーッ？？　」

　　　　　　　　　　　　

「　これは、筍の入っとるジャポネ・ステーキだけん、　“　サカリュウ風　”　てでん
　　言うとこうか？！　坂本龍一も喜ぶどたい。　（笑）　」
「　ほーう、こら良か塩梅。　ほな、カァちゃん、　“　ラスト・エンペラー　”　なっと、
　　一曲流して貰おうか！　」
「　あーたは、なんば言いよっとね　（怒）　ここは、田園じゃなかっよ！
　　金も払わんで、注文ばかり付けて。
　　あ～たがごたっとは、　“　ラスト・ヨッパライ　”　て言うとタイ！　」


《　熊本弁、理解できますか？　ヒゲ夫婦の会話を少しは誇張してますが　・・・　》
　　　　　　　　　　意味不明な所は、何なりとお尋ね下さい。