「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会(事務局・相模原市)は5月10日、「戦争放棄を定める憲法9条を保持している日本国民」が今年も同賞候補にノミネートされたとノルウェーのノーベル委員会から連絡があったと発表しました。
ノミネートはこれで3年連続の3回目ですが、過去2回とも受賞には至りませんでした。
実行委によると、推薦人は超党派の国会議員、大学教授ら181人で、署名は10日までに71万961人。共同代表の1人、石垣義昭さんはこの1年間を振り返り、「安保法制に反対する学生など多くの人が声を上げた。これまでにない意識の高まり、深まりがある」と受賞に期待しています。
提唱者の鷹巣直美さんは「(母親のグループによる活動を通じて)戦争をしてほしくないと願う子育て中のお母さんとたくさん出会うようになった」と話しています。
【出典参考】2016年5月10日配信「朝日新聞デジタル」
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