長崎の原爆被爆者であり、長崎原爆被災者協議会(被災協)会長を務め、2010年に国連本部で行われた核拡散防止条約(NPT)再検討会議で演説し、2015年の被ばく70周年の平和祈念式典で2度目の「平和への誓い」を読むなど核兵器廃絶のために活動を続け、2017年に享年88歳で亡くなった谷口稜曄(すみてる)さんが、生前残したビデオメッセージが、主要6か国語の字幕付きでこのほど動画投稿サイト「YouTube」で公開されました。
以下、その記事を掲載した2018年1月10日付け「西日本新聞」朝刊から記事を転載させていただき、紹介することにします。(サイト管理者)
※以下、転載はじめ↓
<谷口さん「遺言」世界へ 「核廃絶」字幕動画を公開>
長崎の被爆者の象徴的存在で、昨年8月末に死去した谷口稜曄(すみてる)さん(享年88)が他界の約2カ月前に残したメッセージ動画が、英語やフランス語など主要6言語の字幕付きで、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開されている。最期まで核兵器廃絶を訴えた“遺言”を、核保有国や核の傘の下にある国の人たちに直接伝えようと、被爆者団体などが企画した。
動画は約2分間。昨年7月5日、核兵器禁止条約の採択に際し入院先で収録。谷口さんは「核兵器を持っていない国が、持っている国を包囲して、1日でも早く核兵器をなくす努力をしてもらいたい」と訴えている。
制作したのは、谷口さんが生前、いずれも代表を務めた被爆者団体「長崎原爆被災者協議会」と市民団体「ヒバクシャ国際署名をすすめる長崎県民の会」。ボランティアの地元市民や県外の留学生らが翻訳した。
昨秋以降、英語やフランス語、スペイン語、ロシア語、韓国語の字幕付き動画を順次公開し、今月9日には中国語字幕をアップ。英語版のタイトルは「ラストメッセージ」とした。両団体はアラビア語の翻訳者も探している。
動画はユーチューブのサイトで「長崎原爆被災者協議会」で検索すると見つかる。
https://www.youtube.com/watch?v=Rl5-pUR_5Aw
【出典】2018年1月10日付け「西日本新聞」朝刊
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