とだ九条の会blog

「とだ九条の会」公式HPに併設=「とだ九条の会ブログ」でネットワークを広げます。

在沖米軍基地で新型コロナウイルス感染が拡大

2020年07月16日 | 国際・政治
7月13日以降の当ブログでも紹介していますように、在沖米軍基地で新型コロナウイルス感染者が拡大しており、7月14日現在100名を超えました。普天間基地やキャンプ・シュワブではクラスターも発生しています。12日に羽田空港に到着した米軍関係者3人がPCR検査で陽性が確認されたにもかかわらず、検疫結果を待たずに米軍岩国基地に移動するなど、日米地位協定を盾にした傍若無人ぶりが表面化しました。
2020年7月15日付け「しんぶん赤旗」から記事を転載させていただき、紹介することにします。(サイト管理者)


※以下、転載はじめ↓


<在日米軍感染拡大>
――沖縄で100人 情報公表は米側次第――


在沖縄米軍基地で新型コロナウイルスの感染が急増しています。(7月)14日までに100人の陽性が確認され、基地とフェンス1枚隔てた生活を余儀なくされている県民に衝撃を与えました。なかでも普天間基地(宜野湾市)、キャンプ・ハンセン(金武町など)ではクラスター(感染者集団)発生の可能性が濃厚です。

さらに12日には、羽田空港に到着し、PCR検査で陽性が確認された米軍関係者3人が、検疫結果を待たずに岩国基地(山口県岩国市)まで移動。在日米軍司令部は、日本の手順を順守すると表明していましたが、これを公然と踏みにじった形です。現在、米国からの入国は原則禁止されていますが、日米地位協定で米軍は出入り自由なため、日本の当局には入国拒否も、隔離措置を取る権限もありません。


■県が公表を要請
 
沖縄に加え、本土では7基地で感染者が確認されていますが、人数や所属部隊、行動履歴、感染経路など詳細はほとんど明らかにされていません。なかでも、横須賀基地(神奈川県横須賀市)をめぐっては、在日米海軍のフォート司令官が「30人以下」と述べていたものの、地元への情報提供は6人にとどまっています。

沖縄での感染拡大についても、在沖縄米軍は当初、人数などについて非公表を求めていたものの、沖縄県が強く要請し、公表に踏み切りました。

日米地位協定に基づく日米合同委員会合意では、米軍基地内での検疫情報について、米軍当局と地元の保健所の間で情報が共有されることになっています。しかし、公表の可否は米側の判断に委ねられています。さらに、米国防総省は3月30日、基地や部隊ごとの新型コロナ感染状況を非公開とする指針を公表。日本政府はこれを口実に、米側に感染状況の公表を求めようとしていません。


■在韓米軍は公表
 
一方、在韓米軍司令部は基地内の感染状況について、所属部隊や感染者の属性、感染経路、隔離場所にいたるまで詳細に公表しています。菅義偉官房長官は13日の会見で、沖縄県と在沖縄米軍の対応は「例外的」だと説明しましたが、例外扱いは許されません。


【出典】2020年7月15日付け「しんぶん赤旗」


※いま新たな「安倍9条改憲反対!改憲発議に反対する全国緊急署名」にご協力を。
署名はこちら=> =>http://kaikenno.com/?p=255
(安倍9条改憲NO!全国市民アクション)
■これまで取り組んできた「3000万署名」にかえ、あらためて「安倍9条改憲反対!改憲発議に反対する全国緊急署名」に取り組みます。


※日本政府に核兵器禁止条約への参加を求め、
 核兵器のない世界の実現に向けて、
 あなたも「ヒバクシャ国際署名運動」を。
ネット署名はこちら=> http://hibakusha-appeal.net
(「ヒバクシャ国際署名」推進連絡会)
※このブログをお読みの方で、「私も九条の会のアピール(「とだ九条の会」HPをご覧ください。)に賛同し、憲法九条を守る一翼になりたい」という方は、 「とだ九条の会」HPに「WEB署名」がありますので、「賛同署名」にご協力ください。
■「とだ九条の会」公式ホームページもご覧ください。
http://toda9jo.web.fc2.com/
*「とだ九条の会」ホームページは2014年11月24日、上記アドレスに引越しました。
■「とだ九条の会」ブログのアドレス
http://blog.goo.ne.jp/toda9jo
*「とだ九条の会」ブログは2014年11月10日、上記アドレスに引越しました。
■「とだ九条の会」ツイッターのアドレス
http://twitter.com/toda9jo


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする