原水爆禁止日本協議会（日本原水協）は、核兵器禁止条約の交渉開始を来年招集するとした国連総会決議を１２月に採択することに向けて進めている「ヒバクシャ国際署名運動」とともに安倍晋三政権に対し「一言はがき」運動を進めています。
この「一言はがき」運動は、国連第１委員会での決議に反対した日本政府を糾弾し、安倍晋三首相宛てに「核保有国に同調するのではなく、被爆者の願いを受け止め、唯一の被爆国として核兵器全面禁止の先頭に立つべきです」と厳しく指摘しています。
日本原水協によると、これまで１万３０００通が活用されたといいます。
「一言はがき」は１枚頒価１０円ですが、５２円切手は本人負担です。問合せは日本原水協（電話０３－５８４２－６０３１）か都道府県原水協に。
また、日本原水協は、「ヒバクシャ国際署名」を推進するためチラシ（Ｂ５判カラー）を発行。横断幕を持って宣伝する広島の被爆者７団体代表や渋谷での署名活動などの写真、世界の約１万５０００発もの核兵器の国別分布地図などを掲載。国際署名への協力を呼び掛けています。
【出典参考】２０１６年１１月２２日付け「しんぶん赤旗」
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