安倍晋三首相は4月8日の参院予算委員会で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に関する答弁で早くも「粛々と進めている」と発言しました。
2日前の6日に菅義偉官房長官が翁長雄志知事と行った会談の際、翁長知事から民主主義を無視した「上から目線だ」との抗議を受け、菅官房長官は「粛々」との表現を封印すると宣言したばかりでした。
このことを知らないはずはないのですが、首相は今回、わずか2日でこれを踏み外したわけで、傲慢な確信犯との批判は免れないでしょう。(サイト管理者)
これは、予算委で「日本を元気にする会」の松田公太代表が、「辺野古基地設置法」を国会で可決し、最終的に名護市の住民投票に掛けたらどうかなどと“提案”したものです。
これに対し、安倍首相は「安全保障は政府が責任を負うのは当然だ」と強調した上で、「既にある法令にのっとって粛々と進めているわけで、上乗せして法律をつくる必要はない」と答えたものです。
【出典参考】2015年4月8日配信「時事通信」
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