沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設をめぐり、作家の大江健三郎さん、評論家の内橋克人さんら有識者２２人が４月１日、建設をめざした埋め立て工事の即時中止を求める「緊急声明」を発表しました。
「声明」は、沖縄県民の民意を無視して政府が工事を進めること対し、「県民の意思を侮辱し、日本の民主主義と地方自治の根幹を破壊する暴挙」と批判し、翁長沖縄県知事による作業中止指示を全面的に支持。
政府は埋め立てに関わるすべての行為を中止すること。政府は翁長知事と真摯に協議すること、環境大臣は沖縄の美しい海域を保全する責務を果たすこと、などを求めています。
この日、発起人を代表して８人が国会内で記者会見し、発表しました。発起人らは、「声明」を安倍首相宛てに送付。インタネット上で「声明」への賛同署名を募っています（第一次締め切りは４月２０日）。
【出典参考】２０１５年４月２日付け「しんぶん赤旗」
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