とだ九条の会blog

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元横綱・大鵬さんが語る「戦争・平和・相撲そしてこれから」

2007年10月11日 | ニュース
「経営者九条の会」準備会が、10月18日に東京・文京区民センターで、第48代横綱の大鵬(納谷幸吉)さん(現相撲博物館館長)を招き、講演会を開催するというお知らせが来ました。「経営者九条の会」準備会は、中小企業の経営者を中心に「九条を守ろう」の一点で運動を進めている会です。今回は角界の名横綱・大鵬さんの講演会というユニークなもの。そこでご紹介します。
題して『勝てばそれでいいのか――戦争・平和・相撲そしてこれから――』。

「巨人・大鵬・卵焼き」……名横綱として一世を風靡した元横綱・大鵬。その人生は意外と知られていません。幸吉さんは、ウクライナ人の父、日本人の母の間に樺太で生まれました。戦時に父を亡くし、5歳のとき、母親と兄姉、幸吉さんとで樺太から引き揚げてきました。そのとき、4隻の船のうち3隻が沈み、幸吉さんの乗っていた船も稚内で幸吉さんたちが降りた後、小樽に向かう途中で沈んだといいます。
こうした経験から戦争と平和、そして人間はどのように考え生きるべきかを問いつづけ、どんな問題にも正面から立ち向かい生きてきました。
幸吉さんは言います。「あのとき、助かったから今の自分がいる、生きていることに感謝しなくては――その気持ちが今の原点だといいます。北海道で母一人の手で育てられ、満足な食べ物もない厳しい暮らしを余儀なくされました。それは自分だけじゃない。広島や長崎に原爆が落とされ、沖縄も大変な目にあった、皆が苦しい中、頑張って行きぬいてきたんです」と。
そしてこうも言います。「戦地には力士も多く駆り出されました。戦争は二度と起こしちゃいけない。戦後60年経ったいま、もう一度原点に戻って日本のあり方を振り返って、見つめなおす時期かもしれない」と。
「『戦後レジームを見直し、憲法を改定する』と叫ばれているいま、大鵬さんの話は、大きな感動と勇気を呼び起こすに違いないでしょう」と、主催する「経営者九条の会」準備会は言っています。
大鵬さんの講演の詳細は、後日、当ブログでもご紹介したいと思います。

と き●10月18日(木)午後6時30分~8時30分
ところ●東京・文京区民センター3A会議室
資料代●1000円


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