司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

会社法及び商業登記に関する話題を中心に,消費者問題,司法書士,京都に関する話題等々を取り上げています。

新しい民法全条文

2005-01-22 14:20:05 | いろいろ
近江幸治編「新しい民法全条文」(三省堂)

 先般改正された民法の新旧対照表は法務省のHPでも公開されているが、紙ベースでも欲しい方には上記はコンパクトでよいと思われる。

 現代語化、根保証制度の見直しばかりが注目されているが、「確立された判例・通説の解釈を前提とした」とされる改正箇所がいくつもあり、押えておくべきであろう。特に、第108条但書に「本人があらかじめ許諾した場合」が追加されたことは、留意しておくべき。但し、許諾があっても利益相反が著しい場合には民法第90条により無効と解すべきであろう。
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ADRと代理権

2005-01-22 10:29:35 | いろいろ
 司法書士のADRにおける代理権は、やはり簡裁訴訟代理関係業務の範囲内ということで落ち着いたようだ。ADR法が成立すれば、各司法書士会は会則変更を行い、事業目的に「裁判外紛争解決手続に関する事項」を加えることになる。

cf. 裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律(ADR法)について

   【日弁連】の解説

   裁判外紛争解決手続における隣接法律専門職種の活用について

   「ADR検討会」座長レポート
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生きる力となる法教育PartⅡ

2005-01-22 00:20:00 | 消費者問題
 平成17年2月19日(土) 14:00~17:00、日司連ホールにて、第11回日司連市民公開シンポジウム「生きる力となる法教育」PartⅡが開催される。

 京都司法書士会も消費者教育事業を実施しており、本年度も府下の高校及び大学等延べ14校で出前授業を実施する予定(既に4校実施済み)。

 なお、法務省が、法教育研究会「報告書」を公表しており、それに応えて日司連も会長声明を出している。

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