司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

会社法及び商業登記に関する話題を中心に,消費者問題,司法書士,京都に関する話題等々を取り上げています。

フランス紀行(追録)

2008-05-05 19:11:08 | フランス紀行
 5日目のノテール事務所訪問の際には、パリ第2大学で在外研究中のS准教授(K大学、憲法)にご同行いただいたが、ご自身のブログで当日の模様を紹介されている。
http://sog.blog.so-net.ne.jp/2008-04-30

 私の手抜きリポートに比して詳細なので、ぜひご覧ください。
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フランス紀行⑨

2008-05-04 15:51:51 | フランス紀行
 パリ滞在最終日の朝(現在は9時ごろ)となった。フランスを十分堪能した1週間でした。これからシャルル・ド・ゴール空港に向かいます。日本では、現実の世界が・・・。
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フランス紀行⑧

2008-05-04 07:50:44 | フランス紀行
 8日目は、自由行動で、まずヴェルサイユ宮殿へ。あまりの長蛇の列に、宮殿内に入場するのは早々にあきらめ、プチトランで庭園を巡回。市民の憩いの場となっているようで、快適な散策。

 午後は、夕刻から、モンマルトル等を散策。こちらも観光客が大挙して押しかけている状態。高台からの眺めはまずまず。

 夕食前に、「ダヴィンチ・コード」で一躍有名となったサン・シュルピス教会の脇を通過した(改修工事中であまり趣きは感じられなかった。)。
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フランス紀行⑥⑦

2008-05-03 08:52:42 | フランス紀行
 6日目は、オルリー空港から空路、フランス南西部の小都市へ。縁あって、郡庁の官舎(県副知事の公邸で、大臣クラスが来訪した折に宿泊するところ)に宿泊したが、約200年の由緒ある御邸で、調度品の数々の豪華さに一同びっくり。おそらく二度とないであろう経験をさせていただいた。

 7日目は、同市内のノテール事務所を訪問。訪問先は、3代目の兄弟とその子女、計4人のノテールの同族経営。不動産登記のオンライン申請の現状等の話を伺う。公証事務を扱っている点を除けば、事務所形態は、司法書士に近いように感じられた。
 その後、「一杯いかが」と誘われ、ぞろぞろついて行くと、近所にある自宅に招き入れられた。シャンパンと軽食をごちそうになりながら話が続いたが、主は、いわゆる好事家で、東洋の美術品等(いわゆる春画も)を多数収集されており、一同またびっくり。

 空路パリに戻り、夜は、パリのイルミネーションも満喫。
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フランス紀行⑤

2008-05-01 07:54:05 | フランス紀行
 5日目は、まず裁判所へ。民事及び刑事の控訴審をそれぞれ傍聴。民事の法廷は、TVや映画のセットのような趣き。刑事の法廷は、老練な弁護人がパフォーマンスたっぷりの弁論。裁判官(3人中2人)、検察官及び弁護人(3人中2人)が女性で、決して珍しい光景ではなかった模様。老練なavocatから、法廷の外で、「裁判所を買いに来たのかい?」と声をかけられた(本当)。
 裁判所内では、週一の法廷ドラマのための撮影が行われていた(週一だから、頻繁に収録をしているらしい。)が、日本では考えられない光景。

 その後、ノテール(公証人と司法書士の複合的な資格者)の大手事務所を訪問。約1時間半ほど懇談。フランスの事業承継の現状とノテールの関わりなどを質問。「ノテールの関与率は決して高くない」ということであった。応対してくださったパートナーのノテールは、「私の家が典型」とおっしゃったが、自動車メーカー「パナール」(シトローエンに事業承継された。)の創業者の曾孫なのであった。

 夕刻から、セーヌ川下り。多少肌寒かったものの、パリ中心部を一望でき、快適なクルージング。「ル・プチ・ジャーナル」という有名らしいジャズ・バーで締めくくり。
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フランス紀行④

2008-04-30 05:39:15 | フランス紀行
 4日目は、公証人高等評議会を訪問予定だったが、先方の都合でキャンセルとなり、終日自由行動。雨が降ったり、止んだりを繰り返す中、市内を闊歩した。

 まず、最高裁(といっても、おそらく破棄院)へ。ちょうど法廷が開廷していない時間帯だったため、傍聴はできなかった。

 次いで、商事裁判所へ。同裁判所書記局が商業登記を所管しているようである。しかし、日本の登記所の出張所レベルの感じ。登記事項証明書の発行請求機2台の前は列をなしていたが、執務フロアは、約10のブースに係官がいるものの、来訪者はまばらであった。
http://www.greffe-tc-paris.fr/rcs/rcs.htm

 その後は、証券取引所で「観光はだめ。」と門前払いされた後、オペラ座、法務省(玄関先を通り過ぎただけだが)、コンコルド広場、シャンゼリゼ通、凱旋門(登りました。)、エッフェル塔と観光コースをたどり、さすがに歩き疲れたので、地下鉄で帰路に。
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フランス紀行③

2008-04-29 06:55:45 | フランス紀行
 3日目は、パリ公証人協会を訪問。フランソア・カレ氏、クリスチャン・ブートリー氏、アラン・ロベール氏らと、フランスの公証人制度及び日本の司法書士制度に関して、会食も交えながら約4時間にわたり懇談。

 その後、ロベール氏の案内で、フランス国立中央文書館を見学。同文書館の付属施設として、隣接するロアン館に設けられている「パリ公証人記録中央保存所(Minutier Central des Notaires Parisiens)」では、ナポレオンの婚姻契約書(夫婦財産契約書)やヴィクトル・ユゴーの遺言書など、貴重な公証人文書も目にする機会に恵まれた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E6%96%87%E6%9B%B8%E9%A4%A8

 文書館の見学から、ふとしたご縁で、パリ第2大学で在外研究中のB教授(K大学、民法)が合流され、その後のカフェ、夕食とお付き合いいただき、消費者問題、民法全般、その他フランス事情など、多岐にわたってご教示をいただいた。
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フランス紀行②

2008-04-28 05:03:01 | フランス紀行
 今回の視察団(?)は、井上利博団長(日司連中央研修所長)以下、石田郁雄さん、盛岡登志夫さん及び私の4名。いずれも京都司法書士会。

 2日目は、日曜日ということもあり、散策日。時差の関係で早朝4時過ぎに目が覚めてしまったので、とりあえずフランス会社法関係のPDF資料に目を通す。

 7時にホテルを出発し、まずシテ島界隈を散策。ノートルダム大聖堂を見学した後、カフェでFrench-Breakfast(?)を食して、バスティーユ広場へ。いわゆる路上マーケットがあったので、買い物がてらぶらぶら。果物や野菜は日本と似たようなものだが、肉やチーズの種類の豊富さはやはり圧巻。

 井上団長の親戚の方がフランス在住ということでお世話になるのだが、ランチのお招きに預かり、パリ南西約10kmのところにある小都市プレシス・ロビンソン市へ。車で約30分ほどであり、パリの衛星都市のようである。お邪魔したのは市庁舎脇の高級住宅街。市庁舎といっても、アレクサンドル・デュマの小説「三銃士」に登場するダルタニアンのモデルとなった人物の子孫であるモンテスキュー侯爵の館だったものらしく、由緒あるもの。窓外に当該建物やその前庭を眺めながら、フランスの諸事情につきお話をいただきつつ、ごちそうになった。たらふく飲み食いし過ぎて、いつの間にか夕刻になり、腹ごなしに近辺を散策して、2日目は終了となった。
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フランス紀行

2008-04-27 04:56:27 | フランス紀行
 昨年のアメリカに続く海外雄飛行(逃避行?)ということで、フランスはパリにやって来ました。

 今回の大義は、公証人養成制度の視察等々。飛行時間は、約12時間だが、7:30に家を出てから、サン・ミッシェルのホテルに到着するまで正味18時間。時差調整のため起きているが、さすがに睡魔が・・・。時差は、8時間であるが、サマータイムのため、この時期は7時間となっており、現在は、現地時間で、4月26日21:56。
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