
認知症の主症状(中核症状)のひとつとして遂行障害があります。これまでできていた作業等ができなくなることです。例えば夕飯にカレーを作ろうとしてもこれまでは自然に手が動いて段取りよく作れていたものが何からすればよいのかができなくなるのです。材料を渡せば切ったり皮をむいたりはできるのに段取りがわからなくなってしまいます
もしもこれまでできていたことが段取りがわからなくなり迷うようになったりできなくなるようでしたら認知症の初期症状を疑っても良いでしょう。初期症状の段階で気づけばケアやお薬によって進行を遅らせたりすることも可能だと思います
認知症があっても自分らしく生きるためにできることを考えていくきっかけにもなります
早めに気づき早めのケアがありたいせつです