微笑みを生きる

ナラティブセラピストとして、日々の心の気づきを書いています。また、ケアマネージャーの視点から介護についても記述します

感動は経験によって違ってくる

2009-04-20 22:29:16 | 生きる
感動は経験によって違ってくる

経験

人は経験した数だけ

感動もまた豊かになってくる

同じ経験をしたものの言葉は

心に共感と感動をともなって沁みてくる

若さとは

経験不足とは

残念ながら他者の心を共感せよと言っても無理なことがある

言葉の持つ重み

それもまた

経験がその重みを知るのである

悲しみを知っているものは他者の悲しみに寄り添い

苦しみを知っているものは他者の苦しみに寄り添うことができる

あなたがより豊かな心を持ちたいのなら

他者の心の中に

他者の苦しみの中に

他者の悲しみの中に

入っていくことである

優しさとは

他者の心を知ることである

豊かな経験は

感情に流されない心を創り

ただ他者の心をみつめ受け入れる心の器を備えるでしょう

人にふれ

人の心にふれ

人のこころをみつめ

人の心の中に入ってみるといいだろう

それがより豊かな心を創っていくことでしょう

いつもともに
心の避難場所
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

よりそう

2009-04-20 02:11:52 | 生きる
昨日はディの日曜出勤でした

実はこの日、ホスピスケアをテーマとしたDVD鑑賞会を企画しそれも兼ねての日曜出勤でした

ホスピスケアの現場からの言葉はとても感じるものがありまた、あらためて生の大切さ、心のケアの大切さ、寄り添うことの大切さそして感じることの大切さを実感したのでした。

日曜日はショートステイの方がお二人いらっしゃいました。

そのうちのお一人と約2時間じっくりと語り合うことができました
多少認知が入ってはいるのですが、ふだん強気の発言ばかりされ、けっこう我の強い方にみられるのですが、今日は初めて自己の中にある弱さについて語ってくれました。プライドの強い分、他人に弱っている自分を見せたくないということが自分の弱さなんだとおしゃっていました。
自分の弱さについて語られる時のお顔はとても穏やかなお顔をされていました。ついついその弱さに対して励ましの言葉をかけてしまいがちです。でもきっとその方は励ましではなく自分の本音を聴いて欲しかったのでしょう。この方に自分は何ができるのだろうかとただそのことだけが心に残っています。

本音を語る時の人の顔はとても良い顔になります。
心に寄り添う、これは根気のいることかもしれません
こちら側の思いを押し付けるのではなく
その人の心の思いを引き出しただその思いを静かに聴く
その人の心を感じる、ときにはその思いを感じることが辛い時もあります、それでも静かにその思い向き合いそしてそれを受け入れる

つい自己の思いが強いとそれに対して説得しようとしがちになって、不毛な議論の場になることもあります

心によりそう、静かに聴き、そして受け入れ、ただ感じるままに伝える
簡単そうでとても難しいものです

いつもともに
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする